今話題のウォータートリートメントを知っていますか?
短時間かつ低刺激で髪の内側から水分量をサポートできる、画期的な「次世代トリートメント」として人気を集めているんです♡
今回は、そんなウォータートリートメントの選び方や使い方を解説します◎
冬場の乾燥やパサつきを予防したい人は要チェックです!
※本記事で紹介する施術事例は一例です。ご自身の担当者と相談のうえ、最適な施術方針を決めていただくことをおすすめします。
※写真はあくまでイメージです。実際のモデルの年齢・性別・美容診断結果等と異なる場合がございます。
※施術によってはアレルギー反応や赤み等のリスクが生じる場合がございます。ご不安のある方は必ず担当者や担当医に事前確認を行なってください。
ウォータートリートメントとは?
ウォータートリートメントとは、その名の通り“水”を主成分とするトリートメントの1種。
韓国発祥の次世代技術といわれており、さらさらとした液体のようなテクスチャーが特徴です。
トリートメントといえば、クリーム系のこってりとした質感を思い浮かべる人が多いでしょう。
ウォータートリートメントはクリーム状の従来型トリートメントの保湿力を持ちつつも、よりさっぱりとした軽い使い心地に進化しています。
手軽に質の高いヘアケアができるアイテムとして、近年じわじわと人気を集めているんです♡
今回は、そんなウォータートリートメントの魅力を詳しく解説します。
冬場の乾燥やパサつきで悩んでいる人は特に必見です!
ウォータートリートメントのメリット
ウォータートリートメントのメリットは大きく分けて3つ。
従来型のトリートメントと比較しながら紹介します◎
《1》髪の内側から水分感がアップ
1つ目のメリットは、髪の内側から水分感がアップすること。
ウォータートリートメントは水のように軽いテクスチャーなので、髪の内部までしっかり浸透します。
トリートメントでよくある表面の保湿・コーティングではなく、キューティクルの内側から不足している水分を補うことができるんです◎
従来のトリートメントよりも浸透力に優れているので、髪の毛が乾燥しやすい人や毛先がうねりやすい人でも変化を実感しやすいでしょう!
《2》即効性が高い
2つ目のメリットは、即効性が高いこと。
ウォータートリートメントはさらさらとした水のようなテクスチャーなので髪の内部に浸透しやすく、必要な水分を直接補給できます。
そのため、比較的短時間でもサポートが期待できるんです。
一般的なトリートメントの放置時間がだいたい3〜10分前後であるのに対し、ウォータートリートメントの放置時間は約10秒ほど。
その数字からも、ウォータートリートメントの浸透率・即効性がいかに高いかがわかりますね。
《3》髪への負担が少ない
3つ目のメリットは、髪の毛への負担が少ないこと。
ウォータートリートメントは、基本的に髪の毛へ負担がかかるような刺激性の強い成分を含みません。
化学反応を活用して保湿・ダメージ補修を行う従来型のトリートメントのような仕組みも持ち合わせていないので、髪への負担を抑えながらヘアケアできます。
ウォータートリートメントなら、髪の毛が傷みやすい人やパーマ・カラーで髪の毛がすでに傷んでいる人でも使いやすいでしょう。
ウォータートリートメントのデメリット
多数のメリットがあるウォータートリートメントですが、いくつかチェックしておくべきデメリットもあります。
「こんなはずじゃなかった……」と後悔しないために押さえておきましょう。
《1》持続性が低い
1つ目のデメリットは、持続性が低いこと。
ウォータートリートメントは施術が簡単で、すぐにみずみずしさが感じられますが、それを長時間キープするのは少し難しいとされています。
髪質やダメージの状態・程度はもちろん、トリートメント後の髪の毛の扱い方によって多少は前後しますが、早いと数日〜1週間ほどで薄れてしまうことも。
ウォータートリートメントで髪の水分感や光沢・潤い感を長持ちさせるために、定期的にヘアケアするよう心がけましょう。
《2》変化には個人差がある
2つ目のデメリットは、髪質によって個人差が出やすいこと。
ウォータートリートメントは、どんな髪質にも万能というものではありません。
もちろん、髪の毛に不足している水分を補うという意味では優れていますが、髪質によっては十分ケアを感じられないことがあります。
例えば、パーマ・ヘアカラーを繰り返してダメージが根深く蓄積している髪の毛や、乾燥・うねりによって全体がひどくパサついてしまっている髪の毛などは要注意!
この場合、ウォータートリートメントで水分を補給するだけでは変化を感じにくい可能性が高いです。
髪の毛の内部構造を回復させたり、タンパク質を補ったりするようなシステムトリートメントでケアする必要があるでしょう。
ウォータートリートメントを選ぶ際は、自分の髪質やお悩みのサポートに適しているかをしっかり確認してください。
ウォータートリートメントの効果的な使い方
ここからは、ウォータートリートメントの効果的な使い方を解説します。
ウォータートリートメントは美容室だけでなく自宅でも手軽にできるので、日常のヘアケアとして乾燥・うねり予防をしたい人は必見です◎
シャンプーのあと、髪の毛の水気を拭き取る
ウォータートリートメントをする前に、いつも通りシャンプーで汚れを洗い流してください。
皮脂・埃などが付着したままの状態だと、トリートメントの有効成分の浸透がしづらくなってしまいます。
毛先〜根元までしっかり汚れを落としておきましょう。
洗い終わったら、髪の毛の水分を適度に拭き取ります。
手で軽く絞ったあと、軽くタオルで拭くくらいで十分です。
トリートメント前の髪は濡らしましょう!
ウォータートリートメントに限らず、トリートメントを塗るときは髪の毛を濡らしておくのが鉄則です。
なぜなら、髪の毛は濡れているほうがトリートメントの有効成分をより吸収しやすいから。
内部のキューティクルが開いて、有効成分や水分の浸透率がぐんとアップします◎
ウォータートリートメントを髪に馴染ませる
ウォータートリートメントを適量とり、髪の毛に塗っていきます。
まずは、指の腹や手のひらを使って毛先から頭皮まで揉み込みましょう。
丁寧に揉み込むことでトリートメントが髪の毛を余すことなく包み、みずみずしさを感じやすくなります。
全体に馴染ませたら、目の荒いコームを使って毛先を軽くとかしてください。
丁寧に洗い流す
ウォータートリートメントは塗ったあと何分も放置する必要がありません。
毛先まで馴染んだら数十秒ほどで洗い流してOKです。
ぬるま湯orお湯を使って、丁寧に洗い流しましょう。
頭皮や毛根にウォータートリートメントが残ったままだと、痒み・フケ・匂い・肌荒れ等の原因になってしまいます。
水気をきった髪にヌルつき・べたつきがなければ大丈夫!
軽くタオルドライしたあとは、ドライヤーで根元までしっかり乾かしましょう。
ちなみに、自然乾燥は絶対NG!
髪の毛に必要な水分も一緒に蒸発してしまい、乾燥・パサつきを助長することになります。
うねりの原因にもなりかねないので、必ずドライヤーで乾かしてください。
ウォータートリートメントの実感を高めるポイント
ウォータートリートメントの実感を高めるポイント
- 髪の長さ・毛量に合わせた適量を塗る
- ナイトキャップを被る
ウォータートリートメントを効果的に使うには、自分の髪の毛の長さや毛量に適した量のトリートメントを使うのが大切です。
髪に対して量が少なすぎると変化を感じにくく、反対に多すぎるとべたつきやヌルつきが目立ちやすくなります。
適切な容量・用法を守って継続すれば、より高い保湿・潤いのサポートを実感できるようになるでしょう!
また、日頃から就寝時にナイトキャップを着用するのもおすすめ◎
髪の毛と枕の摩擦を予防することで、眠っている間のヘアダメージを軽減できます。
ウォータートリートメントと組み合わせれば、相乗効果が得られること間違いなしです♡
ウォータートリートメントの上手な選び方
ウォータートリートメントの選び方は大きく分けて2つあります。
成分で選ぶ
ウォータートリートメントは、トリートメントの成分に着目して選ぶのがおすすめ。
ウォータートリートメントによく含まれる保湿成分
- ヒアルロン酸
- グリセリン
- セラミド
- コラーゲン
- スイゼンジノリ多糖体
- シロキクラゲ多糖体
上記の保湿成分には、髪の毛の水分量をケアします。
保湿力重視で選ぶ際は、成分表にこれらが記載されているかチェックしておくと良いですよ◎
インバスかアウトバスかで選ぶ
ウォータートリートメントは週に複数回のケアを定期的に続けることで持続するため、使い勝手が良く日常的に取り入れやすいアイテムかどうかも重要ですよね。
そうした日常のケアへの取り入れやすさを重視したいなら、使い方(インバスかアウトバスか)で選ぶのがおすすめ!
インバスとは、シャンプーや普通のトリートメントと一緒にお風呂のなかで使えるヘアケアアイテムのこと。
濡れた髪・濡れた手で使用できるので、ケアに時間や手間をかけたくない人やヘアケア初心者さんなどに向いています。
アウトバスとは、タオルドライ後の水分を拭き取った髪の毛に使うヘアケアアイテムのこと。
ドライヤーの熱や摩擦から髪を守ってくれるので、保湿ケアと同時にヘアダメージも抑えたいという人におすすめです。
ウォータートリートメントに関するFAQ
最後に、ウォータートリートメントに関するFAQをまとめました。
気になる項目があれば、こちらの回答を参考にしてくださいね◎
ウォータートリートメントを使うと髪が熱くなるけど大丈夫?
ウォータートリートメントを使うと、まれに髪の毛が熱を帯びているような感覚に陥ります。
これは、水和反応によるものです。
水和反応とは、水と化合物が化学反応を起こした時に発生する現象のこと。
水和熱とも呼ばれており、物質の結合時にはわずかに熱が発生するとされています。
ウォータートリートメントで水和反応が起きる理由
- トリートメントに含まれるPGやエタノールなどの成分が、水に触れると熱を出す性質を持っているから
- 保湿成分が髪の水分と反応して熱を発生させ、スチームによって成分の浸透力を高めるから
基本的に熱が発生しても髪に被害が及ぶということはないので、心配しなくて大丈夫ですよ◎
洗い流さないタイプのウォータートリートメントもある?
ウォータートリートメントはインバス(洗い流すタイプ)の商品が多いですが、アウトバスで使用できる洗い流さないタイプの商品もあります◎
どちらも水分・保湿ケアができる点で違いはないので、より使い勝手の良いほうを選ぶのがおすすめです。
ウォータートリートメントの値段は?
ウォータートリートメントの料金相場は、だいたい2,000円〜5,000円程度です。
容量・成分・メーカーによって値段に開きがあるので、あくまで相場として押さえておきましょう。
ウォータートリートメントで憧れのサラツヤ髪を手に入れよう♡
ウォータートリートメントは、髪の水分感や潤いをサポートするヘアケアアイテム♡
髪の毛が内部からしっかり潤うことで、気になるパサつき・うねりのサポートができます!
即効性も高く自宅でも手軽にケアできるので、毎日のバスタイムにひと手間加えてサラツヤ髪をゲットしましょう◎