キュートな内巻きワンカールが目を引く王道アイドル前髪♡
初心者でも挑戦しやすいアレンジですが、実は作り方のコツやキープ術があるんです!
今回は、そんなアイドル前髪の作り方やスタイリング術を詳しく紹介します。
セルフカットの秘訣や似合う人の特徴も併せて解説するので、ぜひ参考にしてください◎
スタイリングの定番!アイドル前髪って?
アイドル前髪は、清潔感と可愛らしさを兼ね備えた定番スタイルです。
一般的には、目の上ギリギリで切り揃えられた前髪をワンカールして、サイドに軽く流したデザインを指します。
日本のアイドルがよく取り入れていることから、いつしか「アイドル前髪」と呼ばれるようになりました◎
誰でも簡単にキュートで清楚な雰囲気に仕上がるので、前髪アレンジのなかでも根強い人気があります。
難しいテクニックも必要なく、不器用さんやヘアアレンジ初心者さんでも取り入れやすいのがメリットです!
実はアイドル前髪といっても、最近はシースルーバング風の薄めスタイルや流しバングっぽい大人なアレンジなどさまざま。
ぱっつん以外にもスタイリングの幅が広がり、いろんなファッション・メイクに合わせやすくなっています♡
アイドル前髪の必須ポイント
アイドル前髪で押さえておくべきポイントは、大きく分けて4つあります◎
《1》毛先はやや重めにカット
1つ目のポイントは、前髪の毛先を重めにカットすること。
アイドル前髪は、重めに切り揃えて幼く可愛らしい雰囲気に仕上げるのが定番です。
目の上ギリギリ〜黒目にかかるくらいのところで長め&重めにカットすることで、ワンカールを仕込んだ後のシルエットが自然になります◎
最近はシースルーバングとミックスするアイドル前髪も人気があるので、「重すぎる前髪が似合わない」という人は、前髪の分量を減らしたりレイヤーを入れて軽くしたりするのもあり◎。
《2》分け目は7:3を意識
2つ目のポイントは、分け目を7:3にすること。
アイドル前髪では片方の目の上あたりで分け目を作って、毛先を左右に流します。
8:2だと流しバングっぽく、6:4だとセンターパートっぽくなってしまうので、あくまでアイドル前髪に仕上げたいときは7:3を意識しましょう。
パッと見たときに視線が行きやすい分け目は、見せたいパーツやチャームポイントがある側を選ぶのがおすすめです。
《3》サイドバングとはっきり分ける
3つ目のポイントは、前髪とサイドバングをはっきり分けること。
最近はサイドバングと前髪をつなげるようにラウンドカットするデザインが流行っていますが、アイドル前髪では前髪とサイドバングを分けるのが基本◎
迷ったときは、両目の外側のライン(目尻)に前髪の両サイドがくるようデザインするのがおすすめです。
前髪が広すぎると顔が横に伸びて見えたり、頬上の余白が目立ってしまったりするので、広く取りすぎないように注意しましょう!
《4》スプレーでしっかり固める
4つ目のポイントは、スプレーでしっかり固めること。
アイドル前髪を作るうえで特に大切なのが、前髪のキープ力!
実際にアイドル前髪を取り入れている人の多くは、作りたてのカールやシルエットをどれだけ維持できるかを意識しています。
そのためアイドル前髪のスタイリングには、ハードタイプのスプレーを使うのが一般的です◎
ストレートアイロンで強めのワンカールを作って、スプレーで根本から毛先までしっかりめに固定させましょう。
アイドル前髪が似合う人の特徴
アイドル前髪が似合う人の特徴
- 丸顔・卵形の人
- 子ども顔の人
- ナチュラルメイクが好きな人
- アイドルっぽい可愛らしいメイク・ファッションが好きな人
アイドル前髪は、全体的に柔らかい顔立ちの人とマッチしやすいです。
特に丸顔・卵型・子ども顔タイプの人と相性が良いでしょう。
具体的な顔タイプでいうと、キュートタイプ・アクティブキュートタイプ・フレッシュタイプ・クールカジュアルタイプの4パターン。
この4タイプは顔に曲線が多く輪郭にも丸みがあるので、くりっとしたワンカールが印象的なアイドル前髪ととても馴染みやすいんです♡
また、アイドル前髪は「いかにもヘアセットしています」感が出にくいナチュラルなデザインなので、薄めのメイクやすっぴん風メイクが好きな人にも向いています。
アイドル前髪の作り方
ここからは、アイドル前髪の作り方を見ていきましょう!
カット法・スタイリング法に分けて紹介します。
カット編
切り方
- 前髪全体を根本から濡らして、生えグセ・うねりを解消する。
- タオルドライで水気を拭き取り、残りは8割くらい乾くまでドライヤーを当てる。
- くしで前髪をとかし、真っ直ぐに揃える。
- 頭の頂点と目尻の点を結んで二等辺三角形になるようにブロッキングする。
サイドに余った髪の毛はピンやゴムでまとめておく。 - ブロッキングした前髪をさらに上下で2つの毛束に分ける。
上の毛束はピンで仮留めする。 - 前髪の長さは目にかかるギリギリ〜黒目のあたりで切り揃える。
ハサミを横に入れて真っ直ぐカットし、だいたいのラインが揃ったらハサミを縦に持ち替えて毛先をカットする。 - 仮留めしていた上の毛束をほぐし、同じようにカットする。
- 全体をコームで整えながら微調整したら完成。
ポイント
前髪を切るときは、髪の毛をおでこから浮かせた状態でカットしましょう。
おでこに押し付けたまま切ると、前髪がのっぺりしたり、想像よりも短く切りすぎてしまったりする可能性も。
失敗防止のために、最初は少し長め・控えめにハサミを入れるのも手ですよ◎
スタイリング編
セットの仕方
- 前髪をコームでとかし、7:3の位置で分ける。
黒目の上あたりで分けると自然な仕上がりになる。 - ブロッキングした7割のほうの前髪を、さらに2分割する。
真ん中の毛束が1番太くなるように分けるのがおすすめ。 - 160度前後に温めたヘアアイロンで、中心の毛束から巻いていく。
アイロンを当てて前髪の中間まで真っ直ぐ下ろし、毛先部分だけ軽く内巻きにする。
手首を軽く内側にひねりながら、毛先を流したいほうに向かって傾ける。 - 2分割した残りの毛束も同じようにカールさせる。
- もう片方の毛束(7:3で3に振り分けたほう)は、ほとんどカールをつけなくてOK。
アイロンで毛流れを揃える程度に巻く。 - 指でカールの具合を整えながら、足りない部分があればもう一度巻き直す。
- 固めのスプレーを根元から毛先に向かって振りかける。
ポイント
前髪は高い温度のヘアアイロンで巻くと失敗しやすいです。
低めの温度で複数回に分けて熱を加えると、自然&崩れにくいカール具合になりますよ。
コテを使って巻くのもありですが、カールが強く出過ぎる可能性が高いのでこちらも要注意◎
崩れにくいアイドル前髪を作るコツ
アイドル前髪を作るうえで大切なのは、兎にも角にもキープ力!
どんなに動き回っても、強い風が吹き付けても、アイドルのように常に綺麗な状態をキープしておくのが大切です◎
崩れにくいアイドル前髪を作るコツは以下の3つ。
- ハードタイプのスプレーで固定する
- スタイリング後はドライヤーの冷風を当てる
- 前髪用のマスカラを使う
スプレーはできるだけハードタイプのアイテムを選び、デザインをしっかりロックします。
元々カールが取れやすい人は、事前に前髪パーマをかけておくのもおすすめです。
スプレーをかけたあとは、ドライヤーの冷風でより固定力をアップさせましょう。
冷風を当ててしっかり冷ますことで、前髪のカールがクセ付いて崩れにくくなります。
「どうしても崩れてしまう」という場合は、前髪用のマスカラで束感を作るのが◎。
前髪は汗や皮脂が吸着しやすくペタッと潰れがちなので、マスカラで束感を作ってブロックしておくと良いですよ。
アイドル前髪が似合わないときの解決法
「アイドル前髪が似合わなくて悩んでいる」という人に向けて、似合わせのコツを紹介します♡
お悩み別に解説しているので、ご自身のコンプレックスに合わせて参考にしてくださいね!
どことなく垢抜けないときは?
アイドル前髪が垢抜けて見えない原因のひとつとして、前髪の毛量が自分の顔に合っていないことが挙げられます。
そんなときは、適度なレイヤーで透け感を出すのがおすすめです◎
軽さのある前髪はこなれ感が出しやすく、垢抜けた印象になります♡
毛先を少し短めにカットしてシルエットに動きを出したり、カールを強めに入れてこなれ感を出したりしても良いでしょう◎
面長に見えるときは?
面長に見えるときは、シースルー風のアイドル前髪に仕上げるのがおすすめ。
毛先に束感を出すと、より面長感を解消しやすくなります◎
毛先のカールはやや強めにして、あまりストレート感を出さないようにしましょう。
前髪の幅を広めにとって顔の横ラインを強調すれば、面長さん特有の縦の印象をカバーできますよ。
くせ毛で綺麗にまとまらないときは?
くせ毛でアイドル前髪が綺麗にまとまらないときは、ベースの髪にストレートパーマや縮毛矯正を当てておくのがおすすめ。
アイドル前髪はストレートとワンカールを上手く組み合わせたデザインなので、うねりや生えグセが強いと綺麗に仕上がりません。
そのため、ベースの髪を整えておく必要があるんです。
ヘアセットする際は、水でしっかりめに濡らしておくのもポイント!
髪のうねりを根元から解消することで、綺麗なアイドル前髪を作りやすくなりますよ◎
アイドル前髪のオーダー方法
セルフで簡単にカットできるアイドル前髪ですが、美容院でオーダーすることも可能です。
以下のポイントを意識しながら、仕上がりのイメージを担当美容師さんと共有しましょう!
アイドル前髪のオーダーポイント
- 毛先はやや重めでプツッと感を残す
- 長さは目の上ギリギリ〜黒目の中央にかかるくらい
- サイドバングと前髪はきちんと分ける
- 前髪の中央から外側に向かってカールをゆるめる
- 濡れ髪アレンジは避ける
オーダーの際は、仕上がりのイメージを共有しやすくするために画像を見せながら説明するのがおすすめ!
「こんなふうに仕上げてほしい」という理想のアイドル前髪の画像を複数枚見せて、毛先の重さ・長さ・カールの角度なども細かくオーダーしましょう。
画像や写真は正面からのものだけでなく、横向き・上向きなどいくつかの角度から撮影されたものを用意しておくとGOOD。
口頭で上手く説明できなくても、オーダーミスに繋がりにくいですよ◎
王道のアイドル前髪で簡単&可愛く垢抜け♡
誰でも簡単に取り入れられる王道可愛い「アイドル前髪」。
セルフカット・スタイリングも難しくないので、不器用さんやヘアアレンジ初心者さんでも挑戦しやすいです◎
毛量や長さを工夫して、自分に似合うアイドル前髪を探してみましょう!


