60歳を迎えて髪の悩みが多くなってきた方のなかでも、おしゃれをしたいという人は多いはず。
今回は60代女性がやってはいけない髪型の特徴や、若く見えるためのポイントをまとめました。
髪の長さ別に60代女性に似合う髪型をご紹介するので、参考にしてみてくださいね。
60代女性だからこそ楽しめるおしゃれがある!
「髪のボリュームが少なくなった」「白髪が増えた」など、髪の悩みが多くなってくる60代。
若いときに比べて、おしゃれに自信がなくなってきた人も少なくないかもしれません。
ボリュームやハリ・ツヤのない髪は実年齢より老けて見えてしまう原因のひとつ。
若いころのようなおしゃれはもうできないと諦めてはいませんか?
実は、ポイントさえ押さえれば、60代女性を若く見せるヘアスタイルが実現できます。
若く見える髪型にすることでいつまでもおしゃれを楽しめるので、周囲からの印象が変わるほか、自分の気持ちも明るく変化するでしょう。
髪の悩みだけでなく、なりたい印象や輪郭の特徴なども合わせて、自分に似合う髪型を探してみましょう。
60代女性がやってはいけない髪型の特徴3つ
60代女性が避けたほうがいい髪型の特徴を3つご紹介します。
《1》トップやサイドのボリュームがない
特に、トップの髪がぺたんこになったボリュームのない髪型はNGです。
髪が細くなったり、ハリやコシがなくなったりしてトップのボリュームが少なくなった髪型は、そのままにしておくと老けて見える原因になります。
また、髪質や輪郭によってはサイドのボリュームを気にする必要があります。
頭皮の皮脂によるべたつきやヘアオイルの使いすぎにも要注意。
髪をぺたんこにする要因となるので、適度な頭皮ケアを心がけましょう。
《2》直線的なシルエット
ぱっつん前髪やロングの直毛など、直線的なシルエットの髪型は60代女性には向きません。
直線的なシルエットの髪型はぺたんこになりやすく、重たい印象を持たれてしまいがちです。
さらに、直線的なシルエットは顔が強調されて大きく見えてしまうことがあります。
ロングヘアを好む人は、レイヤーカットやシャギーカットを取り入れて髪に段や動きをつけるといいですよ。
レイヤーカットやシャギーカットは髪のボリューム調整ができるほか、小顔に見せる効果も期待できます。
《3》ヘアケアを怠っている
白髪染めなどヘアケアを怠っていると、清潔感がなくなり老けて見える原因になります。
定期的な白髪染めやリタッチカラーを行って髪色を保ちましょう。
しかし、肌の色と合わない明るすぎる髪色や暗すぎる髪色は、老けて見える一因になり得るので注意が必要です。
また、ヘアケアをしないでいると頭皮が不健康な状態になり、以下のような老けて見えてしまう原因を生み出します。
- 髪が細くなる
- 少なくなる
- 白髪が増える
特に、ロングヘアの場合は毛先が痛みやすく、ぱさついて見えることがあります。
潤いを持たせるヘアケアアイテムを使ったり、美容院に行ってカットしてもらったりして髪の若々しさを保つようにしましょう。
60代女性が髪型を選ぶときのポイント3つ
60代女性が若く見えるようになるおすすめ髪型のポイントを3つご紹介します。
おばさんぽくない髪型を探している人は、まず以下のポイントをチェックしてみてください。
《1》トップやサイドにボリュームを出す
ボリュームが少なくなった髪は、根元やサイドにパーマを当てることでふんわりとボリュームを出しましょう。
カットの際にレイヤーを入れることで、段差ができてボリュームアップにつながることもありますよ。
また、日頃のシャンプーもボリュームアップできるようなタイプを選んで改善を図りましょう。
トップやサイドにボリュームを出すことで、骨格や輪郭をきれいに見せる効果が期待できます。
ただし、ボリュームの増やしすぎには気をつけてください。
頭が大きく見えてしまうほか、ヘアケアやスタイリングが難しくなり、結果として髪が痛みやすくなります。
美容院で適度なボリュームに調整してもらうようにしましょう。
《2》髪や輪郭の悩みに合わせて髪型を選ぶ
自分の髪質や輪郭に合わせて髪型を選ぶと、若見えが期待できます。
流行に囚われない自分らしい髪型が若々しく見せるコツですよ。
若い人に流行っている髪型を求めすぎると、かえって老けて見えることがあるので注意が必要です。
また、昔に流行った髪型でもひと昔前の人、という印象を持たれてしまうのでNG。
最近では昔に流行った髪型に、アレンジを加えることでこなれ感を演出することもあるので、似合わせが得意な美容師さんに相談してみてくださいね。
「自分らしい髪型がよくわからない」という人におすすめなのは、頭の形に合わせてレイヤーを入れたひし形シルエットの髪型。
ひし形シルエットの髪型は、小顔効果も期待できるほか、髪にボリュームがあるように見せる効果もありますよ。
年齢とともにぽっちゃりとしてきてフェイスラインのたるみが気になる人は、顔の周りに長さのある髪型にするといいでしょう。
《3》自分に合ったヘアカラーにする
白髪が気になる人は、定期的に白髪染めをしましょう。
あえて白髪を残すグレイヘアという選択肢もありますが、健康的に見えるようにヘアケアはしっかりと行う必要があります。
60代女性であれば、思い切って派手なカラーを入れても上品に落ち着いて見えるので、派手髪を候補に入れるのもアリですよ。
メッシュやインナーカラーなど、髪の一部に派手なカラーを取り入れるという手法であれば、全頭を染める勇気がないという人にもおすすめです。
自分の肌や、普段のファッションに合った髪色にすると、清潔感や落ち着きのある印象に見せられます。
【髪の長さ別】60代女性の若く見える素敵なヘアスタイル12選
ここからは60代女性の若く見える素敵なヘアスタイル12選を髪の長さ別にご紹介します。
美容院に行くときの参考にしてみてくださいね。
60代女性に似合うショートヘア
60代女性に似合うショート×ベリーショート
60代女性は、ベリーショートにすることによって、お手入れが楽ちんになります。
トップをふんわりとカットしてもらうことで、髪全体のボリュームの少なさをカバーできますよ。
耳周りやバックがすっきりしているので、煩わしさを感じないシンプルかつかっこいいスタイルです。
ぺたんこになりやすい直毛の人は、かるくパーマをかけてみてもいいですよ。
60代女性に似合うショート×ひし形ショート
ひし形ショートは耳周りにボリュームを持たせて、立体感を出すショートスタイルです。
髪の細さや薄さが気になる人も、ひし形ショートであればボリュームをナチュラルにカバーできます。
ひし形ショートは小顔効果が期待できる髪型なので、年齢問わず人気なヘアスタイルです。
ひし形シルエットは絶妙なバランスによって似合う・似合わないがあるので、美容師さんと相談してちょうどいい形を作ってもらうようにしましょう。
60代女性に似合うショート×くびれショート
くびれショートは首周りをすっきりとさせて、くびれを作ったショートスタイルのこと。
トップを長めにカットすることで、ふんわりとしたボリュームが生まれます。
くびれショートも輪郭をきれいに見せる効果が期待されており、若い人の間でも人気の髪型です。
お手入れが楽な髪型かつ頭の形が丸くきれいに仕上がるので、ヘアケアに時間をかけたくない60代の人におすすめですよ。
60代女性に似合うショート×ショートパーマ
主に毛先にパーマをかけたスタイルによって、髪全体に立体感と動きが生まれます。
くせ毛の人も、くせを活かして挑戦できる髪型です。
ショートヘアなので、朝のお手入れも簡単ですよ。
レイヤーカットなどと組み合わせても可愛らしい印象になるスタイルです。
60代女性に似合うボブ
60代女性に似合うボブ×ショートボブ
前髪長めのショートボブは、ショートとボブの間に当たる長さのヘアスタイルです。
こちらの髪型は輪郭がカバーしやすいスタイルとなっています。
特に丸顔の人は、長めの前髪によって縦長のラインが生まれますよ。
丸みのあるショートボブが重めになってしまう人は、毛先を軽くすることをおすすめします。
60代女性に似合うミディアムヘア
60代女性に似合うミディアム×ニュアンスパーマ
ミディアムヘアにしたい60代女性は、まずはゆるりとしたニュアンスパーマがおすすめ。
ふわっとした髪がナチュラルな縦ラインを生み出します。
グレイヘアでも似合わせしやすいヘアスタイルですよ。
髪が長いほど毛先が痛みやすくなるので、毛先ケアをしっかりと行いましょう。
60代女性に似合うミディアム×コテ巻き風パーマ
60代女性がおしゃれ上級者になれるミディアムヘアが、コテ巻き風パーマです。
細かなパーマによって髪全体にふんわりとしたボリュームと華やかさが加わります。
髪を濡らしてムースをつければスタイリング完了なので、とても簡単ですよ。
髪色にアクセントを加えると、一層華やかな印象になる髪型です。
60代に似合うミディアム×ミディアムボブ
ミディアムボブは、首から肩くらいの長さの髪型です。
アレンジしやすく、年齢問わず人気のヘアスタイルですよ。
毛先を外ハネにすればアクティブな印象に、内巻きにすれば可愛らしい印象に仕上がります。
お手入れやスタイリングを時短で済ませたい人にもミディアムボブはおすすめです。
美容室を予約するならミニモがおすすめ
60代だからこそ大人のおしゃれを楽しもう
60代は大人の魅力がたっぷりと生まれる年齢です。
60代だからこそ、髪に気を遣うことで、あなたらしいおしゃれが楽しめますよ!
今回ご紹介したポイントをしっかりと押さえて、若見えを目指してみましょう。