毛先をぷつっと切って直線的なラインを出すヘイリーボブは、幅広い世代の人に人気のヘアスタイルです。
レングスと前髪を調整すれば、どんな顔の形の人にも似合わせできるのもヘイリーボブのいいところ。
今回はヘイリーボブの特徴や似合わせ方、人気のスタイルをご紹介します。
美容院でヘイリーボブをオーダーするときの参考にしてみてくださいね。
※本記事で紹介するのはあくまで一例です。ご自身の担当者と相談のうえ、最適な施術方針を決めていただくことをおすすめします。
※施術によってはアレルギー反応や赤み等のリスクが生じる場合がございます。ご不安のある方は必ず担当者や担当医に事前確認を行なってください。
ヘイリーボブとはどんなヘアスタイル?
ヘイリーボブとは、毛先をぷつっと切ったストレートのボブスタイルのことです。
切りっぱなしボブやタッセルボブと近い形になります。
ヘイリーボブは毛先まで均等な厚みを持たせてカットするので、通常のボブのような丸みのあるシルエットにはなりません。
直線的なラインが特徴のボブカットです。
ストレートヘアのスタイルなので、ヘアアイロンでセットするか、縮毛矯正やストレートパーマをかけることになります。
縮毛矯正やストレートパーマをかければ、ヘアオイルやヘアバームをつけるだけでセットが完了するので、毎朝のスタイリングが簡単です。
ヘイリーボブがおすすめの人
ヘイリーボブにすればクール系やきれい系の印象になるため、大人のかっこよさを演出したい人におすすめ。
スタイリングを簡単に済ませたい人や、大人っぽいヘアスタイルを探している人にぴったりのヘアスタイルですよ♡
ヘイリーボブにしてからも「シーンによってはアレンジをしたい」という人は、長めのヘイリーボブにしましょう。
あご下のラインに合わせてカットしたヘイリーボブにすれば髪を結いやすいです。
髪を結ったりヘアアイロンやコテで巻いたりしやすい長さを残しておくと、日々のイメチェンが楽ですよ。
日によって違うヘアアレンジをしたい人は、自分に似合う形だけでなく長さも考慮することが大切です。
ヘイリーボブ・切りっぱなしボブ・タッセルボブの違い
ヘイリーボブと似た髪型が、切りっぱなしボブとタッセルボブです。
いずれの髪型も、毛先をぷつっと切った直線的なラインが特徴です。
それぞれヘイリーボブとよく似ており、人によってはほとんど同じものとして捉えていることもあります。
ここではそれぞれのボブの違いや特徴について解説します。
切りっぱなしボブ
特に切りっぱなしボブはヘイリーボブと非常に近いです。
ヘイリーボブはストレートなのに対し、切りっぱなしボブはゆるめのパーマやウェーブをかけたアレンジも含まれます。
タッセルボブ
タッセルボブは韓国版の切りっぱなしボブのことです。
タンバルモリから派生したスタイルであり、ヘイリーボブ同様、毛先は切りそろえられていますが、丸みのあるシルエットになることもあります。
ヘイリーボブが似合う人
ヘイリーボブは、10代の人から40代、50代の人まで、幅広い年代の人に似合うヘアスタイルです。
特に、首の長い人やなで肩の人はヘイリーボブが似合いますよ。
ヘイリーボブにはあごラインから肩につくくらいまでなど、レングスによって雰囲気が変わります。
レングスの調整と前髪の有無によって、どんな顔の形でも似合わせできますよ。
髪質によっては、毛先をそろえると広がりやすくなる人もいます。
しかし、髪が広がりやすいからといってヘイリーボブが似合わないわけではありません。
髪と髪の間に隙間を作って量を調整すれば、髪の広がりを抑えられます。
ヘイリーボブは美容師さんの技術によって仕上がりに差が生まれる髪型です。
ボブカットや似合わせが得意な美容師さんに切ってもらうことで、自分に似合うヘイリーボブに仕上がるでしょう◎
【顔の形別】ヘイリーボブの似合わせ方
3タイプの顔の形に分けて、それぞれのヘイリーボブの似合わせ方をご紹介します。
- ヘイリーボブ×丸顔さん
- ヘイリーボブ×面長さん
- ヘイリーボブ×ベース顔さん
ヘイリーボブ×丸顔さん
丸顔さんは、あごラインから肩につくくらいまでさまざまな長さのヘイリーボブが似合います。
特に、あご下くらいの長さにカットしたヘイリーボブが似合うでしょう。
短めのヘイリーボブの場合は前髪なし、長めのヘイリーボブの場合は前髪ありにすると、縦のインのバランスがよくなります。
丸顔さんにありがちな幼い印象を軽減させたい人には、前髪なしの長めヘイリーボブもありです。
ただし、肩につくくらいだと縦のラインが長くなってしまうこともあります。
首の長さによってバランスをとるようにすると失敗しにくくなるので、似合わせが得意な美容師さんに相談してみましょう。
ヘイリーボブ×面長さん
面長さんは、あご下から肩につかないくらいの長さにしたヘイリーボブがおすすめです。
丸顔さんと同様に、あご下くらいの長さにカットしたヘイリーボブが特に似合います。
面長さんがヘイリーボブにするときは、前髪ありのほうが失敗しにくくなります。
前髪なしにしたい場合は、短めのヘイリーボブにするか、レイヤーを入れたヘイリーボブが似合わせしやすいです。
肩につくくらいの長さにすると、縦のラインが長く見えてしまうので注意しましょう。
ヘイリーボブ×ベース顔さん
ベース顔さんは、あご下から肩につくくらいの長さにしたヘイリーボブがおすすめです。
特に、肩につくくらいの長めにしたヘイリーボブが似合います。
エラが気になる人は、顔周りに髪を残して輪郭をカバーするようにしましょう。
短めのヘイリーボブにする場合は、レイヤーを入れたり掻き上げたりしてトップの高さを出すといいですよ。
レイヤーを入れすぎるとヘイリーボブらしさがなくなってしまうので、毛先を重めに残すようにしましょう。
【長さ別】ヘイリーボブの人気スタイル11選
ここからはレングス別にヘイリーボブの人気スタイル11選をご紹介します。
ヘイリーボブにしたい人は参考にしてみてくださいね。
ヘイリーボブ×あごラインの長さ
《ヘイリーボブ》黒髪
短めのヘイリーボブと黒髪を合わせることで、キュッと引き締まった印象になります。
丸顔さんは、前髪なしのスタイルにすれば縦のラインがきれいに見えやすくなりますよ。
あごラインのヘイリーボブは、骨格が強調されやすいヘアスタイルです。
しかし、首の短い人や肩ががっしりした人でも、短めのボブと首周りがゆったりしたファッションにすることで骨格をカバーしやすくなります。
《ヘイリーボブ》ブラウンカラー
ヘイリーボブは暗い髪色からハイトーンまで、さまざまなヘアカラーと合わせやすい髪型です。
もちろん、ブラウンカラーとの相性もばっちり◎
どんな髪色でもクールな印象になりやすいので、大人っぽいヘアスタイルを探している人におすすめですよ。
顔周りの髪を長めに残すと、輪郭の丸みやエラをカバーできます。
《ヘイリーボブ》姫カット
ヘイリーボブと姫カットを組み合わせると、クールかつキュートな印象になります。
さらに裾カラーも取り入れることでより個性的な雰囲気が演出できますよ。
重めのぱっつん前髪も馴染むヘアスタイルです。
前髪と姫カットによって縦のラインや輪郭がカバーしやすくなっています◎
ヘイリーボブ×あご下の長さ
《ヘイリーボブ》耳かけ
ヘイリーボブから髪を耳にかけるだけで印象が変わり、顔周りがすっきりします。
普段は耳にかけず、気分を変えたいときに耳にかけるだけでも◎
髪をあご下のラインで切りそろえたヘイリーボブは、さまざまな顔の形に合うスタイルです。
似合う髪色も豊富なので、ヘイリーボブのなかでも人気のある長さですよ。
《ヘイリーボブ》前髪なし
ヘイリーボブは、前髪なしにすると縦のラインがきれいに見えます。
輪郭の丸みが気になる人や、首を長く見せたい人におすすめのスタイル。
どんな顔の形にも合いやすいので、輪郭をカバーしたい人におすすめですよ。
もともと首が長い人は縦のラインが出すぎることもあるので、前髪ありにするとバランスが取れます。
《ヘイリーボブ》おくれ毛
前髪の横に残したおくれ毛がワンポイントの可愛いスタイルです。
あご下の長さにする場合、首が長い丸顔さんは前髪ありがおすすめです◎
ストレート状態をキープするために、あらかじめ縮毛矯正やストレートパーマをかけておくといいですよ。
髪が広がりすぎないように、ボリュームも調整してもらうようにしましょう。
ヘイリーボブ×肩につかない長さ
《ヘイリーボブ》センターパート
肩につかないくらいの長さにカットしたヘイリーボブは、髪を結うことがある人におすすめです◎
また、肩につかない長さのヘイリーボブは大人っぽく見られやすくなります。
輪郭の横幅が気になる人は、センターパートにすることで縦幅が強調されるようになりますよ。
グレージュのヘアカラーもヘイリーボブとマッチしています。
《ヘイリーボブ》黒髪
肩につかないくらいの長さにしたヘイリーボブは、黒髪と合わせるとよりクールな印象に仕上がります。
モノトーンのシックなファッションやパンクなファッションにもよく合うヘアスタイルです。
縦幅が気になる人は前髪あり、横幅が気になる人は前髪なしにすると輪郭をカバーできますよ。
長さがあるヘイリーボブは髪を結べるので、朝に髪をセットする時間がない人にもおすすめです。
《ヘイリーボブ》外ハネ
毛先を外にハネさせたアレンジのヘイリーボブです。
ヘアアイロンやコテを軽く使って実現できるヘアスタイルとなっています。
ウェットな質感にしたい人は、ヘアオイルやヘアバームを髪に馴染ませましょう。
シースルーバングが合うスタイルで、垢抜けた印象になりますよ。
ヘイリーボブ×肩につくくらいの長さ
《ヘイリーボブ》ぱっつん前髪
肩につくくらいの長さにカットしたヘイリーボブは、短すぎない長さにしたい人におすすめです。
ぱっつん前髪にすると、縦のラインが長くなりすぎません。
毛量が多い人は髪が長いとボリューミーに見えやすいので、軽くレイヤーを作るといいですよ。
ヘイリーボブらしさを残すために、毛先の量は調整してもらいましょう。
《ヘイリーボブ》ハイトーン
ヘイリーボブはハイトーンカラーとも合うヘアスタイルです。
ただし、縮毛矯正やストレートパーマをかける場合は、同時にブリーチできないことが多いので、担当の美容師さんに相談しておきましょう。
色味やトーンによってブリーチ回数が変わるので、事前に確認しておきましょう。
自分に似合うヘイリーボブを見つけよう
ヘイリーボブは絶妙なレングスと前髪の有無によって印象が大きく変わることもあるヘアスタイルです。
レングスと前髪を調整すれば、自分に似合うお気に入りのヘイリーボブが見つかるはず。
今回ご紹介した似合わせ方やスタイルを参考に、自分にぴったりのヘイリーボブを見つけてみてくださいね。