最近よく耳にする「脱白髪染め」ですが、具体的にどのような施術なのか知っていますか?
「頻繁に白髪染めするのが面倒」「白髪が目立つようになってきた」という人に向けて、脱白髪染めについて解説します。
ハイライトあり・なしのおすすめカラーや、メリット&デメリットなどを詳しくご紹介。
脱白髪染めをしたい方は、ぜひ参考にしてください。
脱白髪染めとは?
脱白髪染めとは、白髪を完全に染める白髪染めとは違い、白髪を活かしたヘアカラー施術のことです。
「白髪ぼかし」とも呼ばれ、ブリーチやハイライトなどの方法で、白髪が目立ちにくいようにカラーリングするのが特徴。
脱白髪染めには、主にハイライトあり・ハイライトなしの2パターンがあります。
- 脱白髪染め(ハイライトあり):ハイライトを入れることで白髪を目立ちにくくする
- 脱白髪染め(ハイライトなし):全体を明るめに染めることで白髪を目立ちにくくする
ハイライトありの脱白髪染めは、スタイリッシュでおしゃれな雰囲気に仕上がります。
一方で、透明感のあるヘアカラーを楽しみたい人には、ハイライトなしの脱白髪染めがおすすめ。
美容院によって提供しているメニューが異なるので、詳しくは店舗に問い合わせしてみてください。
脱白髪染めのメリット
ここでは、白髪を活かしてカラーリングする脱白髪染めのメリットを解説します。
白髪染めとの違いも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
白髪が生えてきても目立ちにくい
全体を染める白髪染めとは違い、脱白髪染めは白髪を活かしてカラーリングをするのが特徴です。
白髪が目立ちにくいようハイライトや透明感のあるカラーを使うことで、白髪が生えてきても目立ちにくい仕上がりになります。
頻繁に染め直す必要がない
従来の白髪染めは根元の白髪が目立ちやすく、綺麗に保つためには1ヶ月に1回の染め直しが推奨されています。
一方で、根元の白髪が目立ちにくい脱白髪染めでは、頻繁にメンテナンスをしなくても良いのがメリットです。
明るくおしゃれなヘアカラーを楽しめる
ハイライトを使う脱白髪染めは、立体感が生まれておしゃれなイメージに仕上がります。
ハイライトなしの脱白髪染めは、透明感のある明るいカラーに仕上がるのが特徴。
このように、脱白髪染めによって明るくおしゃれなカラーを楽しめるのがメリットです。
脱白髪染めのデメリット
メンテナンスの頻度が少なく、おしゃれなカラーを楽しめる脱白髪染めですが、デメリットもあります。
ここでは脱白髪染めのデメリットを3つ紹介するので、施術メニューに悩んでいる人はぜひ参考にしてください。
ブリーチによるダメージ
ハイライトを入れる脱白髪染めでは、髪がブリーチによるダメージを受ける可能性があります。
髪の毛が傷んでいる人は、ブリーチなしの脱白髪染めやトリートメントを組み合わせた施術がおすすめです。
白髪が多いと効果を感じにくい
ハイライトを入れて白髪を目立ちにくくする脱白髪染めですが、白髪が多い人は効果を感じにくい可能性もあります。
そんな人は、全体を明るめに染める脱白髪染めや、白髪を活かした「グレイヘア」がおすすめです。
専門的な技術が必要
白髪の量や色味は人によって違うため、白髪をうまくカバーするには専門的な技術が必要とされます。
脱白髪染めに失敗すると、ムラになったり不自然に仕上がったりする可能性もあるでしょう。
そのため、脱白髪染めや白髪ぼかしの経験が豊富な美容院に行くのがおすすめです。
minimoでは脱白髪染めを専門的に取り扱っている美容院を探せるので、ぜひ美容院選びに活用してください。
脱白髪染めのおすすめカラー10選
ここでは、ハイライトあり・なしに分けて脱白髪染めのカラーを紹介します。
ハイライトの入れ方や量でガラッと印象が変わるので、ぜひイメチェンの参考にしてください。
ハイライトあり
暗めのベージュでナチュラルに
落ち着いた雰囲気に見せたい人には、ベージュの脱白髪染めがおすすめ。
暗めのベージュをベースに、ハイライトを入れることで、白髪が目立ちにくくなります。
細めに入れたハイライトが美しく、立体感のあるスタイリッシュな雰囲気に。
ナチュラルなので、ハイライト初心者さんにぴったりです。
コントラストで洒落感アップ
明るめのハイライトを入れた脱白髪染めのヘアカラー。
ハイライトとベース部分のコントラストがおしゃれで、パッと目を引くスタイルです。
立体感のあるショートボブと組み合わせることで、さらにおしゃれ見えを狙えます。
明るめのハイライトなので、根元の白髪が目立ちにくいのが嬉しいポイント。
エレガントな暖色系のカラー
暖色系の脱白髪染めは、エレガントな印象を与えます。
光に当たるとハイライト部分が映えて、美しい印象に。
派手になりすぎるのが心配な人は、ブラウンを混ぜるのがおすすめです◎
全体にレイヤーを入れると、さらにトレンド感がアップします。
ハイライトの太さを調節しておしゃれに
細めと太めのハイライトを組み合わせた脱白髪染め。
ハイライトを入れる量や太さで、さまざまなアレンジを楽しめます。
太めのハイライトがアクセントになり、横顔や後ろ姿もサマになりそう。
ノーセットでも、カラーリングだけでおしゃれに決まるスタイルです。
上品で大人っぽいグレージュ
上品見えを狙うなら、グレージュの脱白髪染めがおすすめ。
透明感のあるグレージュは、涼しげで夏のイメチェンにぴったりです。
細かく入れたハイライトが、立体感を演出します。
ハイライトなしでも、明るめのグレージュなら白髪が目立ちにくいですよ。
ハイライトなし
透明感のあるオリーブベージュ
透明感があって上品なオリーブベージュの脱白髪染め。
赤味を抑えた明るめの色味で、しっかりと白髪をぼかしてくれます。
明るめでも派手になりすぎない色味なので、オフィスにも馴染みやすいでしょう。
ゆったりとしたくびれヘアを組み合わせれば、エレガントで大人っぽいイメージに。
涼しげで大人っぽい透明感カラー
透き通るような美しい色味の脱白髪染めです。
赤味を抑えたヘアカラーなので、茶髪にしたくない人にぴったり。
スタイリッシュな前下がりボブと組み合わせると、大人っぽくクールなイメージに仕上がります。
ツヤ感のあるヘアカラーなので、髪のパサつきが気になる人にもおすすめ。
明るめのベージュで爽やかに
軽やかな印象を与える明るめのベージュカラー。
透明感のある色味で、綺麗に白髪をぼかしてくれます。
顔まわりがパッと明るい雰囲気になるため、春夏のイメチェンにぴったり。
根元の白髪が目立ちにくい明るめのカラーなので、頻繁にメンテナンスしなくても良いのが魅力的です。
クールで大人っぽいアッシュ
落ち着いた大人っぽいイメージに仕上げたいなら、アッシュ系の脱白髪染めがおすすめ。
赤みを抑えた透明感のあるカラーで、白髪が目立ちにくくなります。
ワンカラーで透明感が出るため、髪のダメージが気になる人にぴったりです。
ツヤと透明感が出るので、暗めでも重たく見えないのが嬉しいポイント。
明るめの色味で白髪をカバー
ハイライトなしで白髪を目立ちにくくするなら、明るめのヘアカラーがおすすめ。
顔まわりがパッと明るい雰囲気になり、好印象を狙える色味です。
縦ラインが強調される前髪なしのボブと合わせれば、大人っぽく上品なイメージに仕上がります。
透明感のあるカラーと美しいボブのシルエットで、360度どこから見てもサマになりそう◎
脱白髪染めを取り入れたトレンドスタイル5選
ここでは、脱白髪染めを取り入れたトレンドヘアスタイルを紹介します。
白髪を目立ちにくくするのはもちろん、流行りのスタイルを目指したい人はぜひチェックしてください。
どこから見てもサマになるくびれショート
首まわりがキュッとくびれたシルエットがおしゃれなショートヘア。
トップにボリュームを出しつつ脱白髪染めのハイライトを入れることで、立体感のある今っぽいスタイルに。
ベージュ系のカラーなら派手になりすぎず、初めてハイライトを入れる人でも挑戦しやすいですよ。
表面にレイヤーを入れると、さらにエアリー感のある爽やかなイメージに仕上がります。
外ハネボブでクールな雰囲気に
長さのあるボブヘアは、幅広いアレンジを楽しめます。
毛先を外ハネにすれば、クールで今っぽい雰囲気に。
細めに入れたハイライトが、さりげなく白髪をぼかしてくれます。
透明感のあるヘアカラーで、夏らしく仕上げたスタイルです。
脱白髪染め×レイヤーカットで旬顔に
トレンド感のあるヘアスタイルなら、レイヤーカットがぴったり。
動きのあるレイヤーカットに脱白髪染めのハイライトを組み合わせることで、さらに洒落感がアップします。
ふわふわと揺れるシルエットが可愛らしく、後ろ姿もサマになりますよ。
ヘアセットの時短を叶えたい人は、パーマをかけるのもおすすめ。
上品見えを叶えるくびれミディアム
上品なスタイルが好みの人には、くびれミディアムがおすすめ。
首まわりにレイヤーを入れてくびれを作ることで、華奢見えを期待できます。
ハイライトは細めに入れて、上品に仕上げつつ、さりげなく白髪をカバーするのがポイント。
ツヤ感のあるブラウン系のヘアカラーは、髪のパサつきが気になる人にぴったりです。
スタイリッシュな前下がりボブ
クールでスタイリッシュな前下がりボブ。
奥行きのあるカットラインが美しく、シルエットだけでサマになります。
フェイスラインに沿うようにカットすれば、さりげなく輪郭をカバーできますよ。
細めに入れたハイライトが、上品で大人っぽい雰囲気を漂わせます。
脱白髪染めについてのQ&A
これから脱白髪染めをしたい人や、白髪染めとの違いを知りたい人に向けて、Q&A形式で疑問にお答えします。
料金相場や施術時間について詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
脱白髪染めの料金相場は?
脱白髪染めの料金は、15,000円〜30,000円程度です。
ブリーチをしてハイライトを施すため、通常のヘアカラーよりも高めの相場になっています。
また、ブリーチなしの脱白髪染めだと、3,000円〜8,000円程度が相場です。
白髪染めになると、2,000円〜7,000円ほどになることが多いでしょう。
脱白髪染めの施術時間は?
脱白髪染めの施術時間は、2時間〜3時間程度です。
白髪染めの場合は1.5時間〜2時間程度ですが、ハイライトを施すため通常よりも時間がかかります。
また、トリートメント施術を組み合わせるとさらに時間がかかる可能性があるので、スケジュールに余裕を持って予約するのがおすすめです。
脱白髪染めの持ちはどれぐらい?
脱白髪染めの持ちは、1.5ヶ月〜2ヶ月程度です。
通常の白髪染めの場合、1ヶ月ほどでリタッチが必要なため、脱白髪染めにすることでメンテナンスの頻度が少なくなります。
脱白髪染めは他の施術と同時にできる?
ブリーチをする脱白髪染めの場合、髪への負担がかかるため他の施術と同時に行うことはおすすめしません。
パーマや縮毛矯正をかけたいときは、脱白髪染めと別日にするのが良いでしょう。
脱白髪染めはセルフでもできる?
脱白髪染めは、ハイライトキャップなどを使ってセルフですることも可能です。
ただし、セルフの場合はムラができてしまったり、染められる色の種類が限られたりしやすいです。
綺麗に白髪をぼかしたい人や、イメージ通りの色に染めたい人は、美容院での施術をおすすめします。
脱白髪染めでおしゃれに白髪をカバーしよう
今回は、白髪染めとは違って白髪を活かしながらカバーする「脱白髪染め」について解説しました。
白髪が目立ちにくいようにぼかしながら染める脱白髪染めは、従来の白髪染めよりリタッチが少なく済むのが魅力的。
ハイライトありの脱白髪染めなら、白髪をカバーしつつおしゃれな印象に仕上がります。
ブリーチに抵抗がある人は、全体を明るめのカラーで染める脱白髪染めがおすすめです。
この記事で紹介したおすすめカラーを参考に、イメチェンをしてみてください。
※本記事で紹介する施術事例は一例です。ご自身の担当者と相談のうえ、最適な施術方針を決めていただくことをおすすめします。
※写真はあくまでイメージです。実際のモデルの年齢・性別・美容診断結果等と異なる場合がございます。
※施術によってはアレルギー反応や赤み等のリスクが生じる場合がございます。ご不安のある方は必ず担当者や担当医に事前確認を行なってください。