笑った時や写真を撮ったときに気になる歯の黄ばみやくすみ。
そんなお悩みを解決してくれるのがホワイトニングです◎
今回は、ホワイトニングの効果やメリット・デメリットについて解説していきます。
サロン・セルフホワイトニングに驚異がある人はぜひ参考にしてくださいね!
歯の黄ばみ・くすみが気になる!
知らず知らずのうちに黄ばみやくすみが気になってしまう歯。
歯の色素沈着は歯磨き粉で磨くだけではなかなか改善できないので、悩んでいる人も多いでしょう。
そんなときに役立つのが歯のホワイトニング。
歯のトーンを上げて、透明感のある状態にアップデートできます。
ホワイトニングとは?
ホワイトニングとは、専用の薬剤を用いて歯の表面に付着した汚れや着色に働きかける施術のこと。
薬剤の強さややり方によって変化に差がありますが、1〜3トーン明るい歯になることも。
歯は、日々の飲食や習慣によって徐々に汚れが定着していきます。
どんなに綺麗に歯磨きをしていても、定期的に歯医者でクリーニングをしていても、こびりついて着色してしまった汚れを完全に除去するのは不可能。
ホワイトニングでは通常の歯磨き粉や研磨剤とは異なる特殊な薬剤を使用して歯の表面を漂白するので、いつものケアでは落とせないような頑固な汚れにも働きかけるんです。
ホワイトニングはこんな人におすすめ!
歯のホワイトニングがおすすめな人の特徴をピックアップしました!
当てはまる項目がある人は、ホワイトニングによる効果を実感しやすいですよ◎
ホワイトニングがおすすめな人の特徴
- 歯の黄ばみや色素沈着が気になる
- 昔から歯のトーンが暗くて悩んでいる
- コーヒー・赤ワインなどをよく飲む
- 香辛料の入った刺激的な料理が好き
- 日常的に喫煙をしている
- 結婚式・成人式などの大きなイベントを控えている
ホワイトニングは歯の色素沈着を予防する効果もあるので、日頃からはが着色しやすい食べ物・飲み物をよく口にしている人にもおすすめです。
歯の着色は日頃の食生活に大きな影響を受けるので、事前にホワイトニングすることで高い予防効果を得られるでしょう!
タバコによる歯の黄ばみをケア・予防する効果もあるので、喫煙者の方にもおすすめ。
粘着性の強いタールは一度歯に付着すると日々のケアではなかなか落とせないので、ホワイトニングで根元からしっかり除去するのがポイントです。
結婚式・成人式・卒業式など大きなイベント前の集中ケアとして取り入れる人もたくさんいますよ♡
ホワイトニングのメリット&デメリット
ここからは、ホワイトニングのメリット&デメリットを詳しく解説していきます。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 健康な歯を削らずに白くできる 元の歯よりも明るいトーンになる 色素沈着の予防につながる | 希望の色になるまで複数回の施術が必要 天然歯以外には効果がない 色戻りする可能性がある |
メリット
- 健康な歯を削らずに白くできる
- 元の歯よりも明るいトーンになる
- 色素沈着の予防につながる
ホワイトニングの大きなメリットとして、健康な歯を削らずに白くできることが挙げられます。
歯を白くする方法としてセラミック矯正もありますが、このやり方だと健康な歯の表面を削る必要があるんです。
歯の表面は硬いエナメル層で守られており、これは一度削ると再生することがありません。
治療で仕方なく削る場合を除いて、健康な歯を削ってしまうのはとてもリスクが高いんです。
その点、ホワイトニングなら歯の健康寿命を損ねることなく、低リスクで透明度を期待することができます。
デメリット
- 希望の色になるまで複数回の施術が必要
- 天然歯以外には効果がない
- 色戻りする可能性がある
ホワイトニングは複数回の施術を重ねることで、徐々にトーンが上がる仕組みです。
1回だけで歯がパッと明るくなるわけではないので、定期的に施術を受ける必要があるでしょう。
元の自分の歯よりも明るい色にしたい・トーンをかなり上げたいという場合は、希望の色になるまでより長い時間がかかる可能性もあります。
また、ホワイトニングの薬剤は天然の歯(生まれ持った自分の歯)にしか効果を発揮しません。
詰め物・被せ物・差し歯等の人工歯は何度施術を受けても白くはならないので、詰め物や被せ物の色味によっては天然歯との白さの違いが目立ちやすいでしょう。
ホワイトニングの変化は半永久的ではないので、時間と共に色戻りしていきます。
色戻りするまでの期間は個人差があるので一概には言い切れませんが、食べ物・飲み物・生活習慣などによっては3ヶ月ほどで戻ってしまうことも。
ホワイトニングの種類
ホワイトニングには大きく分けて2つの種類があります。
方法・効果・値段などもそれぞれ異なるので、目的や予算などに合わせて自分に合ったホワイトニングを探すのが大切です◎
歯医者でのホワイトニング
| 比較項目 | 特徴 |
|---|---|
| 薬剤の主成分 | 過酸化水素 |
| 施術者 | 歯科医師・歯科衛生士 |
| 料金相場 | 1回当たり20,000〜50,000万円 |
| 効果 | 即効性が高いが色戻りしやすい 元の歯よりも明るいトーンにできる |
歯医者で行われるホワイトニングはオフィスホワイトニングとも呼ばれています。
高濃度の過酸化水素を使用するため、施術は歯科医師または歯科衛生士しか行えません。
医師の診療をもとに行われるので、ホワイトニングだけでなく口腔内全体のバランスや症状も加味した上で適切な施術を受けられます。
仕上がりも丁寧で、トラブル対応などにも適切に対処してもらえるでしょう。
使用する薬剤の成分が強いこともあって、効果の即効性に定評があります。
注意すべき点は、即効性が高い反面色戻りしやすいことと、1回当たりの料金が高いこと。
時間をかけてしっかりホワイトニングしたい人よりも、イベント前に短期集中で歯のトーンを上げたい人に向いています。
サロンホワイトニング
| 比較項目 | 特徴 |
|---|---|
| 薬剤の主成分 | ポリリン酸ナトリウム・炭酸水素ナトリウム |
| 施術者 | エステティシャン・美容カウンセラー等 |
| 料金相場 | 1回当たり3,000〜50,00円 |
| 効果 | 即効性は低いが色戻りしにくい 元の歯よりも明るいトーンにはできない |
サロンホワイトニングは、エステサロンやホワイトニングサロンなどで行われるホワイトニングのこと。
エステホワイトニングと呼ばれることもあります。
オフィスホワイトニングで使う過酸化水素は医療機関でしか扱えないので、サロンでは代わりにポリリン酸や炭酸水素などを使用するのが一般的です。
過酸化水素ほど強い薬剤ではないので、ホワイトニングの効力は低め。
即効性も高くなく、1度の施術ではほとんど違いを実感できません。
その代わり、色戻りしにくいというメリットを持っています。
料金も低価格なので、ホワイトニング初心者さんでも挑戦しやすいでしょう。
セルフホワイトニングのやり方
ホワイトニングはセルフで行うことも可能です。
サロンや歯医者で行う場合は薬剤を塗ったあとLEDライトを当てるのが一般的ですが、自宅で行う場合はライトではなく専用のマウスピースを使用します。
ここで紹介しているやり方はあくまでホームホワイトニングのやり方の一例なので、詳しくは使用する商品のメーカーや契約サロンの指示に従ってください◎
やり方
- 歯磨きをして口腔内を清潔な状態にしておく
- マウスピースの内側に薬剤を塗る(決められた量を必ず守ること)
- マウスピースをはめる
歯茎や舌にはみ出た場合は綿棒やティッシュですぐに拭き取る - 1〜2時間ほど放置する
- マウスピースを外して歯を磨き直す
この工程を2週間ほど繰り返すと、歯のトーンアップ効果を実感できます。
2時間以上放置すると薬剤が歯に染みて痛みを伴う可能性があるので、必ず時間厳守で行いましょう◎
ホワイトニングをする際の注意点
ホワイトニングにはいくつか気をつけるべき注意事項があります。
効果を実感できない・口腔トラブルを誘発する可能性もあるので、必ず事前に確認しておきましょう。
歯の治療は事前に終えておく
虫歯や歯周病などがある場合は、事前に治療を終えておきましょう。
これらの症状がある状態でホワイトニングをすると、歯に薬剤が染みて痛む・詰め物が取れる・虫歯が進行するなどのリスクを伴います。
歯医者でホワイトニングを行う場合は歯科医師の診察を受けられるので、自覚症状のない場合でもきちんと事前に対処してもらえて安心ですよ◎
アレルギーの有無を確認しておく
ホワイトニングで施術NGなアレルギーは、光線アレルギーと薬剤アレルギーの2つです。
光線アレルギーは、施術で使用するLEDライトを浴びることで皮膚に赤み・発疹などができてしまうアレルギーのこと。
マウスピースタイプのホームホワイトニングorサロンホワイトニングであれば、光線アレルギーの人でも問題なく行えるでしょう。
2つ目の薬剤に関するアレルギーは、ホワイトニングではに塗布する薬の成分に反応して症状を引き起こすというもの。
一般的な主成分として挙げられる過酸化水素・ポリリン酸ナトリウム・炭酸水素ナトリウムにアレルギーを持っている人は要注意です。
上記の成分を含まない薬剤を使用するか、別の方法で歯を白くする必要があるでしょう。
着色しやすい食べ物を控える
ホワイトニング中〜ホワイトニング直後は着色しやすい食べ物を控える必要があります。
摂取すると、ホワイトニングの効果が薄れるだけでなく、歯の着色がよりひどくなってしまうことも。
着色しやすい食べ物
- コーヒー
- 紅茶
- 赤ワイン
- カレー
- ケチャップ
- チョコレート
上記の食べ物は、ホワイトニングが終わってから最低でも1ヶ月は控えるようにしてください◎
どうしても避けられない場合は、食べ終わってすぐにポリリン酸が配合されている歯磨き粉でしっかり歯を磨きましょう。
ホワイトニングに関するFAQ
最後に、ホワイトニングに関するFAQをまとめました。
気になる項目があれば、こちらの回答を参考にしてくださいね!
ホワイトニングは痛いって本当?
ホワイトニングで痛みを感じる人が一定数いるのは事実。
痛みの感じ方は人ぞれぞれで、人によってはしみる・熱い・むず痒いと感じる場合もあるようです。
ただし、基本的には一時的なものなので、痛みが継続するわけではありません。
ホワイトニングで痛みを感じるのには以下の原因が挙げられます。
ホワイトニングの痛みの原因
- 虫歯・歯周病がある
- 歯にクラックがある
- 知覚過敏がある
- 薬剤が強すぎる
歯の表面には硬いエナメル層があります。
この部分は神経が通っていないので、ホワイトニング用の強い薬剤を塗布しても痛みや刺激を感じることがありません。
しかし、このエナメル層が何らかの理由で破損している場合、上に塗った薬剤が歯の内側まで染み込んでしまう可能性があるんです。
痛みが強い場合は薬剤の強度を下げたり、時間をおいて施術を行うことで予防します。
オフィスホワイトニングはホワイトニング施術のなかでも痛みを感じやすいので、痛みに弱い人はサロンでのホワイトニングやセルフホワイトニングを検討するのも手段の1つですよ!
ホワイトニングの効果はいつまで続く?
ホワイトニングの効果は、施術の方法によって持続期間が異なります。
オフィスホワイトニングの場合は、だいたい3〜6ヶ月。
強い薬剤を使用するので即効性が高く効果が現れやすいですが、その反面色戻りしやすい傾向にあります。
サロン・ホームホワイトニングの場合は、6ヶ月〜1年ほどが目安です。
薬剤の濃度が低いので効果を実感するまでに時間はかかりますが、色持ちは比較的良いといわれています。
どちらの方法にしてもホワイトニングの効果は永久に続くものではありません。
時間が経てばまた少しずつくすみや黄ばみが出てきてしまうので、白い歯を長くキープしたい場合は定期的なケアを続けるのが大切ですよ◎
ホワイトニングに年齢制限はある?
ホワイトニングに明確な年齢制限はありませんが、一般的には18歳以上の施術が推奨されています。
乳歯が残っている児童の場合、ホワイトニングに使用する薬剤が染みて知覚過敏を誘発する可能性があるので注意が必要です。
また、未成年者が施術を受ける場合は保護者・代理人の同意書の提出が求められることもあります。
ホワイトニングは歯・口腔内の健康状態に大きな影響を与えます。
年齢的に施術を受けてもいいのか判断に迷ったときは、かかりつけの歯科医師・膝下衛生士に相談しましょう◎
ホワイトニングができない人は?
以下の項目に当てはまる人はホワイトニングを控えてください。
ホワイトニングをしない方がいい人
- 無カタラーゼ症の人
- 妊娠中・授乳中の人
- 光線アレルギーを持っている人
- 呼吸器疾患がある人
- 嘔吐反射が強い人
- 知覚過敏の人
- 虫歯・歯周病の治療が終わっていない人
その他に気になる症状があれば、事前に担当の歯科医師・歯科衛生士に相談しましょう。
ホワイトニングで自分磨きを始めよう♡
ホワイトニングは薬剤や方法によって効果の出方・コストなどに違いがあります。
歯は一生物なので、自分に合ったやり方を探しましょう◎
※本記事で紹介する施術事例は一例です。ご自身の担当者と相談のうえ、最適な施術方針を決めていただくことをおすすめします。
※写真はあくまでイメージです。実際のモデルの年齢・性別・美容診断結果等と異なる場合がございます。
※施術によってはアレルギー反応や赤み等のリスクが生じる場合がございます。ご不安のある方は必ず担当者や担当医に事前確認を行なってください。
