【簡単】唇の乾燥をケアするには?原因と対策方法をチェック

    【簡単】唇の乾燥をケアするには?原因と対策方法をチェック

    繰り返しやすい唇の乾燥。
    治りづらいカサカサ唇に悩んでいる人も多いでしょう。
    乾燥とは無縁のうるつやリップを手に入れるには、カサカサの原因と正しいお手入れ方法をマスターする必要があります◎
    今回はカサカサ唇の原因を解説しつつ、セルフ・サロンでできる乾燥対策を紹介していきます!

    ※本記事で紹介する施術事例は一例です。ご自身の担当者と相談のうえ、最適な施術方針を決めていただくことをおすすめします。
    ※写真はあくまでイメージです。実際のモデルの年齢・性別・美容診断結果等と異なる場合がございます。
    ※施術によってはアレルギー反応や赤み等のリスクが生じる場合がございます。ご不安のある方は必ず担当者や担当医に事前確認を行なってください。

    唇が乾燥していると老けて見えるって本当?

    ついついお手入れをあとまわしにしてしまいがちな唇。

    「リップクリームを塗っても治らない」「治ったと思ったらまた荒れ始めた」など、繰り返しやすい唇の乾燥・皮剥けに悩んでいる人も多いでしょう。

    ガサガサに荒れた唇は、顔のイメージを下げてしまう原因になります。

    清潔感が損なわれてしまうのはもちろん、実年齢より老けて見えたり不健康に見えたりすることも。
    悪化すると、唇の乾燥が引き起こす炎症のリスクが高まるともいわれています。

    なぜ?唇が乾燥する原因とは

    唇が乾燥する原因は、主に4つ挙げられます。

    唇が乾燥する理由

    • 角層が薄く、外部からの刺激を受けやすい
    • 汗腺や皮脂腺がなく乾きやすい
    • メラニンをつくるメラノサイト細胞が少なく、紫外線によるダメージに弱い
    • ターンオーバーが早いため、正常な角層をつくる準備が不十分になりやすい

    私たちの皮膚には、外部の刺激から肌を守ったり水分を保ったりする“角層“が備わっています。
    本来はこの角層が肌の乾燥を防いでくれますが、唇にある角層は肌の3分の1程度の薄さしかありません。

    また、汗腺や皮脂腺がないことから皮脂膜が形成されにくく、顔にある他のパーツに比べて保湿・バリア機能が低い(=乾燥しやすい)特徴も。

    加えて、ターンオーバーが早く、正常な角質を作る準備が間に合わないことも多いです。
    結果、水分不足に陥り、唇の乾燥を招きやすいのです。

    肌のうるおい構造(保水・保湿機能)を破壊してしまう紫外線も、唇の乾燥を引き起こす大きな原因の1つ。
    唇には紫外線から肌細胞を守ってくれるメラノサイト細胞が極めて少なく、紫外線によるダメージを防ぎきれません。

    このように肌と唇の構造はかなり異なるため、「肌は乾燥していないのに唇だけ乾燥している」という状態に陥ることも少なくないのです。

    唇の乾燥を引き起こすNG習慣

    唇の乾燥は、日常の些細な習慣で悪化しやすいです。
    特に、注意しておきたいのが以下3つの習慣です。

    唇をこする

    唇は角質層・皮膚が薄い部分なので、ちょっとした摩擦でも乾燥を引き起こしてしまいます。

    食事のあとやメイク前など、汚れを落とそうとゴシゴシ拭いている人も多いはず。
    顔を洗うとき・水気を拭き取るときの摩擦ももちろんNGですよ。

    唇を舐める

    乾燥し初めのときにやってしまいがちな、唇をぺろっと舐める行為。
    口の中が渇いたときや長く会話をしているときなど、無意識のうちに舐めている人も多いでしょう。

    乾燥を緩和してくれる行動のようにも思えますが、実は真逆。
    舐めることでことで水分が蒸発して乾燥しやすくなったり、唾液に含まれている成分が刺激になったりしやすいです。

    そのため、舐めれば舐めるほど唇が荒れやすくなってしまいます。

    唇の皮を剥く

    唇の皮は薄く水分を保ちにくいので、無理矢理に剥いてしまうのは余計に乾燥させる原因になります。

    乾燥やカサつきだけにとどまらず、さらなる炎症や出血を引き起こす可能性も。
    口角炎・口唇炎になると、ただの乾燥よりも治るのに時間や手間がかかってしまいますよ。

    唇の乾燥は改善しやすい

    他の部位に比べて乾燥しやすい唇ですが、実は肌よりカサカサ感を改善しやすいといわれています。
    これは、唇が生まれ変わるペースに関係します。

    唇がターンオーバーするのは3〜4日とかなり短いです。
    一般的に28日周期といわれている肌と比較すると、そのサイクルの速さがよくわかりますよね。

    ターンオーバーが速いということは、皮膚が生まれ変わるペースが速いということ
    つまり、乾燥や皮剥けがひどくなっても、適切な保湿ケアを行えば、ターンオーバーを繰り返すことで短期間で綺麗な皮膚に戻りやすいです。

    そのためには唇の再生リズムを正しながら、こまめに保湿ケアを行うことが大切といえます◎

    【セルフ】手軽にできるおすすめのリップケア方法

    まずは、セルフで気軽にできるおすすめのリップケアを紹介します。
    リップケアをコツコツ続けることで、綺麗な状態の唇をキープしやすくなりますよ!

    《1》リップスクラブ

    リップスクラブには、カサつきや古い角質をケアしながら、唇をふっくら美しく見せるといわれています。
    表皮のケアが行き届いていると、リップやパックなどの保湿成分の効果も感じやすくなりますよ◎

    一般的には、シュガースクラブとソルトスクラブの2種類に分かれており、それぞれ砂糖・塩を原料としています。

    やり方は、少し湿らせておいた唇に適量のスクラブをのせてマッサージするだけ。
    指の腹で円を描くようにクルクルと優しくこすると、余計な摩擦を与えずにスクラブを馴染ませられます。

    唇の表面が柔らかくなったら、ぬるま湯で洗い流しましょう。
    スクラブ後は、バームやリップクリームで唇を保湿してください。

    毎日行うと必要以上の刺激を与えてしまうので、週に1〜2回の特別ケアとして使用するのがおすすめです。
    唇の皮剥けや炎症がひどい場合は、刺激の少ないシュガースクラブを選びましょう。

    リップスクラブはこんなときにおすすめ

    • 唇のカサつき・皮剥けが気になるとき
    • 口紅・グロスのノリが悪いと感じるとき
    • 唇の乾燥や角質が気になるとき
    • 唇の見た目にハリやなめらかさがほしいとき

    《2》リップクリーム

    リップクリームは唇の乾燥ケアのなかでも特に一般的ですね。
    手軽にケアできるので、年齢・性別を問わず日常的に活用している人が多いでしょう◎

    リップクリームでケアする場合は、選び方が重要です。
    製品によって使用感や特徴が異なるため、購入時は成分・テクスチャーに着目して選んでください。

    押さえておきたいリップクリームの保湿成分

    • セラミド
    • シアバター
    • ワセリン
    • トコフェロール酢酸エステル・グリチルレチン酸ステアリル
    • ホホバオイル
    • ヒアルロン酸
    • グリセリン
    • ミツロウ

    特に保湿や唇の荒れが気になるときは、薬用タイプや敏感肌向けのものを選ぶとよいでしょう。
    テクスチャーは、就寝前に使うなら重めのもの、外出先やメイク前に使うなら軽めのものがおすすめです。

    リップクリームはこんなときにおすすめ

    • カサつき・皮剥けが気になるとき
    • 唇をふっくら見せたいとき
    • 寝起きの乾燥が気になるとき
    • 外出先でも手軽にリップケアがしたいとき

    《3》リップパック

    市販のリップパックは、唇のカサツキを予防したり、健やかな状態を保つために活用できます

    肌に使用するマスクパックのようにシート状になっているタイプと、適量を唇に塗り広げるジェル・バーム状のタイプがあります。

    ジェル・バームタイプの場合は、洗い流す必要があるものと必要のないものがあるので、好みに合わせて選びましょう。

    使うタイミングにきまりはありませんが、お風呂あがりの血流がよくなっている状態で使用すると、唇がうるおいを感じやすくなるといわれています。

    リップパックはこんなときにおすすめ

    • 唇の乾燥をケアしたいとき
    • 口紅やティントのノリを整えたいとき
    • 寝起きの乾燥が気になるとき
    • デートやイベント前にスペシャルケアとして活用したい

    《4》リップマッサージ

    リップマッサージは、唇の血流を促し、リップなどの保湿ケアと併用することでより唇の美しさを保つサポートになります。

    リップマッサージをする際は、必ず唇全体を保湿してから始めましょう。
    摩擦は唇にとって大敵なので、バームやクリームを潤滑剤として使うのがおすすめです。

    唇を上下4つのブロックに分けて、それぞれ中央から外側に向かってマッサージします。
    指の腹を使って大きく円を描くようにクルクルと動かしましょう。

    縦じわが気になるときは、丁寧に伸ばすように意識することで、唇をなめらかに整えるサポートになりますよ。

    リップマッサージはこんなときにおすすめ

    • リップバームの浸透力を上げたい
    • ふっくらとボリュームのある唇を目指したい
    • 乾燥や角質によるくすみ・血色感が気になる

    【サロン】うるつや唇になれるおすすめのリップケア施術

    「さらにワンランク上のうるつや唇を目指したい」という人には、サロンのリップケアを受けるのがおすすめ♡
    ここでは、毎日のセルフケアにプラスできる3つの施術を紹介します。

    《1》ピーリング

    唇のピーリングは、皮剥け・がさつき・乾燥など幅広いお悩みに対応可能。
    すでに荒れてしまった唇にはもちろん、定期的なリップケアの一環としても活用できるでしょう◎

    古くなった角質をオフすると、唇の色素沈着や乾燥や角質によるくすみが緩和されます。
    メイクのノリもグッとよくなるので、リップの発色をよくしたいという人にもぴったりですよ!

    ピーリングはこんなときにおすすめ

    • カサつき・皮剥けが気になる
    • 乾燥や角質によるくすみ・血色感が気になる
    • 色素沈着が気になる
    • 口紅・ティントの発色をよくしたい

    《2》イオン導入

    イオン導入とは、肌に微弱の電流を流すことで美容成分が行き渡りやすくなる施術のこと。
    肌にかかる負担が少ないので、ダメージやダウンタイムのリスクが少なく受けられます◎

    一般的には顔全体に施術する場合が多いですが、クリニックによっては唇に照射することも可能です。
    唇のくすみが気になるときも、唇全体のハリ感をサポートしながら、明るい印象の唇を目指せます。

    イオン導入はこんなときにおすすめ

    • 乾燥や角質によるくすみ・血色感が気になる
    • ふっくらとした唇になりたい
    • オーバーリップが好き
    • 唇のカサつき・乾燥が気になるとき

    《3》エステダーマペン

    サロンで受けられるダーマペンは医療ダーマペンと異なり、「エステダーマペン」と呼ばれます。
    肌や唇に、髪の毛の10万分の1の細さともいわれる細い針を刺して、表面に美容液を届ける施術です。

    内側から艶やかな印象の唇を目指せます。
    特にハリや保湿がほしい人は、日々のケアにプラスワンする形で取り入れるのがおすすめです。

    施術の頻度は、1ヶ月に1回を目安にしましょう。

    ダーマペンはこんなときにおすすめ

    • ふっくらとした唇になりたいとき
    • 唇のカサつき・乾燥が気になるとき

    今すぐ始められる!唇の乾燥対策4選

    特別なものがなくても始められる唇の乾燥対策3つを紹介します。

    《1》メイク・就寝前の保湿ケアを欠かさない

    メイク中・就寝中は唇が特に乾燥しやすいので、必ず保湿ケアをするようにしましょう。

    使用するケアアイテムは、時間帯・用途に合わせて使い分けるのがおすすめ◎

    メイク前は、あとからのせる口紅・ティントなどに影響しにくいリップクリームで保湿しましょう。
    もしくは、メイク前に重めのバームを塗っておいて、口紅を塗る直前に軽く拭き取るといいですよ。

    就寝中は塗り直しができないので、重たいテクスチャーのクリームがGOOD。
    それでも寝起きの乾燥が気になる場合は、スリーピングマスクを活用してもいいですね!

    《2》食生活に気をつける

    唇の乾燥は食生活とも関係があるといわれています。
    肌や粘膜を美しく保ちたい人は、ビタミンB・亜鉛を意識的に取り入れるのがおすすめです◎

    おすすめの栄養素代表的な食品
    ビタミンB1豚肉・大豆・ほうれん草など
    ビタミンB2レバー・うなぎ・納豆・卵など
    ビタミンB6まぐろ・かつお・鶏肉など
    亜鉛牡蠣・うなぎ・肉の赤身など

    外的な保湿ケアと並行して行ってみてくださいね。

    《3》こまめに水分補給をする

    こまめな水分補給は、唇の乾燥を予防するうえでとても重要です。
    体内の水分が不足していると、唇の水分も一緒に減少してしまいます。

    一般的に、1日で体重1㎏あたり30~40mlの水分量が必要だといわれています。
    体重50kgの場合、1日に必要な水分量は1.5〜2Lほど。

    この数字は運動量・体重などによって上下するので、あくまで目安として参考にしてください。

    食事から摂取できる水分を1,000mlとして考慮すると、体重50kgの人が飲み物として摂取すべき水分は、500〜1,000ml程度ということになります。

    水分をとるタイミングはトイレに行ったあと・シャワーのあとなど、体から水分が抜けるのに合わせて行うのがおすすめです◎

    《4》合わない口紅やティントは使用しない

    リップアイテムは、肌質によって合う・合わないが分かれます。

    合わない口紅やティントを使うと、唇が荒れる原因となるので注意してください。
    唇にのせたあと、ヒリヒリとした刺激感やかゆみが出た場合は使用を控えましょう◎

    肌に合わない成分の口紅を無理に使い続けると、皮膚の炎症を引き起こす可能性もあります。

    炎症を引き起こす可能性のある成分

    • ラノリン・ヒマシ油(リシノール酸)などの油性成分
    • タール色素
    • パラベン(保存料)
    • エステルガム(つや出し成分)
    • 香料全般
    • 紫外線吸収剤
    • ミツロウ
    • アルコール

    冬の乾燥も怖くない!うるつやリップで好感度アップを狙おう♡

    唇の乾燥は、日々の丁寧なお手入れで予防できます◎

    空気が乾燥するこれからの季節でも大丈夫!
    正しい保湿ケアでカサつきと無縁のうるつやリップをゲットしましょう♡

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    text bymoeka

    韓国トレンド好きのminimo room公式ライター 最新のコリアンビューティー情報を逐一チェックしてます◎