近年注目されつつあるフェムケア。
聞いたことはあるけどよく分かってないという人も多いのではないでしょうか?
今回は、女性が心身ともに健康に心地よく生活するために欠かせないフェムケアについて紹介していきます。
そもそもフェムケアとは?
そもそも、フェムケアとはどういう意味の言葉なのでしょうか?
フェムケアは、Feminine(女性の)とCare(ケア)を掛け合わせて作られた造語です。
女性特有の身体のお悩みや健康問題に焦点を当てて、女性が心身ともに健康で心地よく背活するために提供されているサポート・サービスやケアのことを指します。
フェムケアが注目され始めたのは2020年頃。
女性の社会進出やジェンダー平等意識などの高まりを背景に、日本国内でも急速に広がりを見せました。
年齢を問わず、ここ数年で耳にするようになったという人が多いでしょう。
とはいえ、フェムケアの実質的な概念自体は大昔から身近に存在しています。
たとえば、生理用のナプキン。
時代とともに素材や使用方法は変化しつつありますが、これも女性が快適&衛生的に日常生活を送るために必要とされるフェムケアの1種といえます。
フェムケアというと少し難しく抽象的に聞こえるかもしれませんが、実は私たちのとても身近なところで長らく存在してきたんですよ。
フェムケアの重要性
女性の身体は、女性ホルモンによって揺らぎやすくとてもデリケートです。
日常生活を送るのが困難になったり、心身の健康状態をキープするのが難しくなったりすることも、珍しくありません。
月に1度訪れる月経をはじめ、ホルモンバランスの乱れ・冷え性・更年期障害・妊娠・出産など。
女性のライフイベントには、心身の負担を伴うものがとても多いですよね。
フェムケアは、そんな女性の心と身体を守るために役立つ概念なんです◎
フェムケアを通して自分の身体と改めて向き合うことで、日常生活をより快適・健康に過ごしやすくなります。
この心身の不調はどこからきているのか・何が原因でストレスが発生しているのかなど、過ごしにくさや不快感の根本をたどりながら1人1人の女性に合ったケアの方法をマスターできるんです◎
キャリアの可能性を広げたい女性も、将来的な妊娠・出産等に備えたい女性も、フェムケアは全ての女性の健康・生活を向上させる上でとても重要な役割を担っています。
フェムテックとの違い
フェムケアとセットで語られることが多いフェムテック。
この言葉も、聞いたことはあるけど意味はよくわからないという人が多いでしょう。
フェムケアと非常に近しい言葉ではありますが、厳密にいうとそれぞれ異なる意味を持っています。
フェムケアがFeminine(女性の)とCare(ケア)からできている造語であるのに対し、フェムテックはFeminine(女性の)とTech(テック)という2つの言葉から構成された用語です。
テックとはテクノロジーの略。
つまり、女性特有の健康問題や身体のお悩みを解決するためにテクノロジーを用いて提供されるサービスやサポート・ケア全般を指します。
目的はどちらも女性の心身を守る・ケアするというものですが、その過程においてテクノロジーが介入するかどうかで用語が分けられているんです。
フェムテックの具体的な例は、月経管理用のアプリや更年期ケアアプリなど。
近年注目されているオンラインによる医師への健康相談や産婦人科・婦人科受診、低用量ピルのネット処方も当てはまります◎
対するフェムケアには、ナプキン・タンポン・月経カップ等の生理用品をはじめ、デリケートゾーンの脱毛・骨盤矯正等のマッサージ等が挙げられます。
フェムケアによる効果
フェムケアによる効果は大きく分けて6つあります。
どんなケア・施術をするのかによっても効果の出方は変わるので、あくまで一般的な例として参考にしてくださいね◎
《1》清潔感アップ
1つ目の効果は、清潔感がアップすること。
広義で女性の心身の健康を維持するためのケアを指すフェムケアですが、狭義ではデリケートゾーンに特化したケアを指す場合があります。
ここで取り上げている清潔感アップ効果は、このデリケートゾーンのケアに大きく関わったメリットです◎
女性のデリケートゾーンは密閉された場所にあるため、匂いがこもりやすく雑菌が繁殖しやすいといわれています。
これらを放置していると日常的な不快感の原因になるだけでなく、将来的に女性特有の疾患を招く恐れがあるとされています。
デリケートゾーンを正しくお手入れすることで、気になる匂い・肌荒れ・かゆみなどを防止できます。
また、デリケートゾーン周辺の黒ずみ・かさつき・皮向け等も予防できるので、内側・外側の両方で衛生状態をキープできるようになるでしょう!
《2》全身のむくみ・冷え性予防
2つ目の効果は、全身のむくみ・冷え性が改善できること。
女性の身体は、男性の身体よりも冷えやすい・むくみやすいという性質を持っています。
女性が冷えやすい・むくみやすい原因
- 筋肉量が少なく脂肪量が多いため、体内の熱を維持しにくい
- 子宮や卵巣などの内臓が多く、腹部の血流が悪くなりやすい
- 月経時に血液が減ることで代謝が悪くなりやすい
女性の身体は、そもそも男性に比べて筋肉量が少なく脂肪量が多めにできています。
体内のエネルギーを熱に変換するのに必要な筋肉量が少ないことに加えて、一度冷めると熱くなりにくい性質の脂肪を多く蓄えているので、冷え・むくみを誘発しやすいんです。
また、子宮や卵巣などの内臓が多いことで腹部の血流が悪くなりやすいことも原因の1つ。
血の巡りが悪化すると身体の末端に血液・熱が届かなくなるので、末端冷え性や手足のむくみが起こります。
そのため、フェムケアを通して身体を内側から温めることが大切◎
オイルや指圧によるマッサージは特に女性の身体と相性が良く、むくみや冷えやすい人が試しているようです。
《3》生理不順・生理痛の緩和
3つ目の効果は、生理不順・生理痛が緩和されること。
月経による痛み・不快感・心身の不調やストレスは、多くの女性が経験していますよね。
生理中のフェムケアは、決して生理用品やピル・痛み止めなどに限った話ではありません。
a-LAと呼ばれるタンパク質を多く摂取することで痛みの原因となるプロスタグランジンの過剰分泌を抑えられたり、デリケートゾーン専用のソープを活用することで経血の匂い・不快感を緩和できたり。
月経前後はホルモンバランスが乱れて神経が過敏になっている時期なので、些細なことも気になりやすいです。
その反面、小さなケア1つで心や身体の負担が多少軽減されるのも事実。
月経時のお悩みに合わせて自分に合ったフェムケアを活用することが、いつも仕方ないと我慢している痛み・不快感・不安感などがわずかでも軽減するきっかけになるかもしれません◎
《4》肌荒れ予防
4つ目の効果は、肌荒れしづらくなること。
女性の肌荒れは、ホルモンバランスによる影響を受けやすいです。
通常時はエストロゲン(卵胞ホルモン)と プロゲステロン(黄体ホルモン)と呼ばれる2種類の女性ホルモンがバランスよく分泌されているのですが、この2つのホルモンバランスが崩れると肌荒れ・肌トラブルを引き起こします。
生理前になると美肌作用のあるエストロゲンの分泌量が減少し、反対に男性ホルモンと似た性質を持つプロゲステロンの分泌量が増加。
その結果、皮脂の過剰分泌や毛穴の詰まりが起こり、ニキビ・吹き出物が発生します。
また、卵巣ホルモンであるエストロゲンは卵巣の機能低下とともに分泌量が減少していくので、歳を重ねるごとによりホルモンバランスを保つのが難しくなってしまうんです。
フェムケアは体内のホルモンバランスを整えるので、必然的に肌荒れ・肌トラブルの予防にもつながりますよ◎
《5》自律神経の乱れ・ストレスの緩和
5つ目の効果は、自律神経の乱れやストレスを緩和できること。
フェムケアはインナーケアと強いかかわりがあります。
表面的なケアだけでなく、身体の内側からホルモンバランスや身体の不調を緩和させることで、揺らぎやすい女性のメンタルケアにも効果的なんです◎
自律神経の改善やストレスの軽減には、心と身体をリラックスさせることが不可欠。
フェムケアは女性の身体の緊張や負担を軽減する効果があるので、心身ともにリラックスした状態をキープしやすくなるでしょう。
《6》免疫力アップ
6つ目の効果は、免疫力がアップすること。
ホルモンバランスの改善や心身の負担軽減を行うことで、本来女性の体に備わっている免疫力や潤いを取り戻せます。
感染症や女性特有の疾患にかかるリスクが軽減され、女性の健康寿命を伸ばすことにもつながるでしょう。
フェムケアにおすすめなミニモの施術
ここからは、フェムケアにおすすめなミニモの施術を見ていきましょう。
ミニモではヘア・ネイル以外にも、さまざまな施術メニューを掲載しています◎
紹介しているサロンメニューはフェムケア初心者さんでも比較的挑戦しやすいので、ご自身の身体のお悩みに合わせてチェックしてくださいね♡
《1》脱毛
フェムケアの一環として取り入れやすいデリケートゾーンのサロン脱毛。
主に、V・I・Oラインの脱毛を、光脱毛・ブラジリアンワックスなどで行います。
光脱毛は肌に負担がかからない出力のレーザーで毛根を刺激し、ムダ毛が生えにくい状態を作る脱毛施術のこと。
個人差もありますが、10回前後施術を受けることで徐々にデリケートゾーンのムダ毛が薄くなっていきます。
ブラジリアンワックスは、デリケートゾーンにも使用できる天然素材のワックスで、その時に生えているムダ毛を一気に処理する方法のこと。
毛根から一気に引き抜くので、表面の黒ずみ・ぶつぶつ感なども残りにくく、手っ取り早く簡単に綺麗な状態を目指せます。
どちらの施術も、デリケートゾーンの匂い・経血の付着・ごわつき解消に効果的です◎
《2》よもぎ蒸し
よもぎ蒸しは、全身のインナーケアとして非常に効果の高いフェムケア施術です。
よもぎを蒸した蒸気で身体を温め、温浴効果・よもぎの薬草効果を得られます。
蒸気は椅子に座った状態で下半身から当てるので、子宮や卵巣といった内臓に直接届きます。
これにより生理痛の緩和・生理不順の改善などをはじめ、血の巡り・冷えやむくみの改善にも効果を発揮してくれるんです◎
もちろん、肌表面の潤いや艶感アップにも期待できますよ♡
《3》骨盤矯正
フェムケアによる骨盤矯正の効果は、非常に幅広いとされています。
生理痛や生理不順、PMS、産後の不調、尿漏れ、更年期などの症状はもちろん、ダイエットや痩せやすい身体作りにも効果を発揮してくれるんです◎
骨盤の歪みは身体の歪みとなって、全身に悪影響を及ぼします。
長い間の蓄積で身体のさまざまな部分に弊害が生まれてしまい、場合によっては、生理痛がひどくなったり産後の体調が回復しにくくなったりすることも。
骨盤矯正やマッサージなどはフェムケアとしてだけでなく日頃のストレスや疲れを解消する役割も持ち合わせているので、フェムケア初心者さんでも気軽にチャレンジしやすいでしょう!
《4》ハーブピーリング
ハーブピーリングは、棘状の成分を肌にすり込んで正常なターンオーバー(肌のサイクル)を助ける施術のこと。
植物や海藻など天然由来の成分を使用するので肌への負担も少なく、手軽にお手入れできるのが魅力です♡
ホルモンバランスの乱れやストレスによってできてしまった肌トラブルを鎮静し、肌の状態を内側から整えてくれます。
表面のキメが整うことで、トーンが明るく見える・毛穴が引き締まって見えるなどの効果にも期待できるようです。
フェムケアに関するFAQ
最後に、フェムケアに関するFAQをまとめました。
気になる項目があれば、こちらの回答を参考にしてくださいね◎
フェムケアはいつから始めるのがいい?
フェムケアを始める年齢に決まりはありません。
女性の身体を持って生まれた人が快適&健康に生活するためのケア=フェムケアなので、女性の身体を持っている人ならいつでも始めて良いんです◎
体について悩みがあるな・もっと快適に過ごせる方法を知りたいなと思ったタイミングが、あなたにとってフェムケアを始めるべき時期かもしれませんね。
セルフでできるフェムケアはある?
自宅でセルフフェムケアを行うなら、オイルを使ったマッサージなどがおすすめです◎
腰・胸・デリケートゾーンなどを指圧ケアすることで、血行を促す・冷えやむくみを改善する・生理痛を緩和するなどさまざまな効果が得られます。
マッサージをする際は、必ず専用のオイルを活用しましょう。
摩擦による肌への負担を軽減して、より高いマッサージ効果を引き出してくれます。
使用する部位ごとにオイルを使い分けるのも大切なポイント。
フェムケアを通して自分の身体と向き合ってみませんか?
女性の心身の不調を緩和して、快適・健康的な生活を送るための手助けをしてくれるフェムケア。
身体のお悩みがある人もそうでない人も、ここで一度ご自身の身体と向き合ってみてはいかがでしょうか?
フェムケアを通して、自分を好きになる・自分に自信を持てる女性が1人でも増える社会にしていきたいですね!