パスポートや履歴書などの公的書類に欠かせない証明写真。
実は、証明写真には押さえておくべきマナーやルールがあるのを知っていますか?
近年では特に規定が厳格化しているので要注意。
本記事では、パスポートの写真を撮るときの基本的なルールや髪型の選び方などを詳しく紹介します。
※写真はあくまでイメージです。実際のモデルの年齢・性別・美容診断結果等と異なる場合がございます。
履歴書やパスポートの証明写真に合う髪型がわからない!
パスポートや履歴書などの証明写真は、本人であることを証明するための大事なもの。
お出かけ先で撮る写真と異なり、写りや印象はもちろん、自分自身との一致性や清潔感なども重要なポイントになります。
証明写真を撮影するとき、「どんな髪型で撮ればいいのかわからない」と悩んでいる人も多いはず。
今回は、履歴書やパスポートの証明写真で押さえておくべきルールや、髪型選びのポイントなどを紹介します。
パスポートの更新や履歴書の作成などを控えている人は必見ですよ!
知っておくべき!証明写真の基本ルール
まずは、証明写真の基本的なルールからチェックしていきましょう。
ここでは、履歴書・免許証・マイナンバーなどの身分証作成に必要な証明写真と、パスポートの発行に必要な証明写真の2パターンに分けて解説します。
証明写真の基本ルール
証明写真の基本ルール
- 不明瞭(ピンぼけやブレがある写真)でない
- 背景に物や模様がない
- 目・鼻・口・眉毛が覆われていない
- フードや帽子を着用していない
- 現在の容姿と著しく変わっていない(成長・美容整形など)
- 口を大きく開けて笑っていない
- 使用日から2〜3ヶ月以内が推奨されている(厳密な規定ではない)
一般的に、履歴書・マイナンバー・免許証に使用される証明写真の規定はほぼ同じ。
異なっている点は、それぞれの写真のサイズだけです。
証明写真のサイズ
- 履歴書:縦40mm×横30mm
- マイナンバー:縦45mm×横35mm
- 免許証:縦30mm×横24mm
パスポート用の証明写真と比べると、そこまで厳しい規定はありません。
とはいえ、自分を証明する書類として不適切な写真は許されないので、プリクラや画像加工アプリを使用するのはNGですよ。
2021年からはカラーコンタクトを使用した写真も許可されており、不自然になり過ぎない色・サイズ感であれば証明写真として問題なく使用できます。
メガネはデザインを問わず、フレームが目にかかっていなければOKです。
髪色・髪型にも特別な規定はありません。
ただし履歴書の場合、志望する企業・業界によっては派手髪が不適切とされることもあるため、企業に合わせた身だしなみを心がけましょう。
【パスポート用】証明写真の基本ルール
パスポートの発行に使用する証明写真は、一般的な証明写真よりも規定が厳しいとされています。
写真の写りによっては撮り直しを指示されることもあるので、慎重に確認しておくことが大切です。
参考サイト: 外務省「パスポート申請用写真の規格(令和7年3月3日更新)」 / 外務省「旅券(パスポート)用写真についてのお知らせ」
パスポート用証明写真の基本ルール ※2025年3月24日申請分より適応
- 申請者本人のみが正面を向いて撮影されている
- 申請日から6ヶ月以内に撮影している
- 縦45mm×横35mmのフチなし写真である
- 無帽であること
(申出により、宗教上又は医療上の理由により顔の輪郭がわかる範囲で頭部を布等で覆うことが認められる場合を除く) - 背景(影を含む)がないもの
- 輪郭が露出しているもの
- 写真裏面に申請者の氏名が記入されたもの
- 目の周辺が髪の毛・マスク・メガネ・つけまつ毛・まつ毛エクステ等の一部、或いはその影が入っていないこと
パスポート用証明写真のNG例 ※2025年3月24日申請分より適応
- カラーコンタクトを装着している
- メガネのレンズで光が反射していない・顔や輪郭が隠れていない
※メガネを外した顔写真を推奨 - 髪色は自由(現在の色と著しく異なる場合本人確認が困難になる可能性がある)
- 顔の輪郭が隠れている
- タートルネックやパーカーのフード等、衣服により顎等の一部っが隠れているもの
- 髪が目にかかっているもの
背景にものがない・目や眉毛などのパーツが隠れていないなど、一般的なルールはパスポート用の写真でも同様です。
パスポートに使用する証明写真は、必ず申請日の6ヶ月以内に撮影されたものを使用しなければなりません。
美容整形・過度なメイクなどで現在の容姿とことなると判断された場合は、たとえ半年以内に撮影したものであっても許可が降りない可能性があるので注意しましょう。
カラコンに関しては、2021年より全面的に装着禁止となりました。
履歴書の証明写真でカラーレンズを着けていた場合、同じ写真を活用してパスポート申請を行うことはできません。
メガネの装着は現在非推奨とされているものの、禁止ではありません。
ただしフレームが目にかかっていない・レンズに色がついていないものに限ります。
医療用の場合は、色つきレンズのメガネ・サングラスを装着していても許容されることがあります。
髪色に関する規定は特にありませんが、写真のカラーと現在のカラーが著しく異なる場合は要注意。
入国審査・出国審査などの本人確認時に時間がかかることがあるので、できるだけ地毛に近い髪色で申請しておくことをおすすめします。
2025年3月24日からパスポート写真の規定が変わる!
パスポート写真の規定は、年々厳格化されています。
証明写真を準備する場合は、それぞれの用途に合わせて最新のルールをしっかり確認しておくのが大切です。
2021年の改訂
2021年には規定にいくつかのルールが加わることで、より高度かつ正確な本人確認が行われるようになったのです。
以前はグラデーション背景が選べましたが、今後は完全な無地のみ使用可能です。
また、背景と顔(髪)とのコントラストをはっきりさせること・顔や背景に影が写っていないことという文言も新たに追加されています。
審査時の本人確認に生体認証を使用する昨今の流れに合わせて、カラーコンタクトの装着も禁止。
カラコンは瞳の虹彩に影響を与えるため、生体認証や虹彩認証による本人確認の妨げになってしまいます。
最悪の場合、本人確認ができず出国・入国NGとなる可能性も。
2025年3月24日以降の申請分について
2025年3月24日の申請受理分から、偽造・変造対策を強化するため、「2025年旅券」の発給が始まります。
提出写真の規定も厳格化されているため、必ず外務省のサイトから最新情報を確認するように注意してください。
証明写真に合う髪型の選び方
履歴書やパスポートなどの証明写真に合う髪型の選び方を解説します。
押さえておきたいポイントは全部で3つです。
《1》前髪で目や眉毛を隠さないようにする
公的書類・パスポート用の証明写真のどちらにしても、顔のパーツが隠れてしまう髪型はNGです。
前髪・横髪はもちろん、後ろ髪を盛りすぎてフェイスラインを覆ってしまうような髪型も避けたほうが良いでしょう。
注意すべき部分は、目・眉毛・口・輪郭の4箇所。
目・口は髪の毛がかからないように、眉毛・輪郭はパーツの大部分が見えるようなスタイリングがおすすめです。
前髪・横髪が長すぎる場合は、顔にかからないようにカットするか、ゴム・ピンなどを使ってまとめましょう。
顔のパーツがしっかり見えていないと、本人確認のための書類として成立しないので注意してくださいね。
《2》長い髪の毛はまとめて清潔感を出す
セミロング・ロングなど後ろ髪が長い場合は、まとめて清潔感を出すのがおすすめ。
パーツや輪郭もしっかり見えるので、申請時に却下されてしまう可能性も低くなります。
ヘアアクセサリーなどは控えめにして、華美にならないようにしましょう。
派手な装飾品を着けているといざというときに本人確認がしづらくなってしまうので要注意です。
髪を結ぶ際は、毛先が顔にかからないようにするのも忘れずに。
《3》ヘアカラーは控えめにする
証明写真のルールとして髪色に関する規定はありませんが、控えめなヘアカラーを選ぶのが無難。
清潔感が出る・きちんとして見えるというメリットもありますが、本人確認が正しく行われやすくなるからです。
パスポート用の証明写真を撮ったときは派手髪でも、パスポートを使用するときは髪色が落ち着いていることも考えられます。
写真では金髪だけれど実際に本人確認を受けるのは黒髪、という事態になると、場合によっては「申請時の容姿と著しく変わっている」と判断されて本人確認が行えないことも。
万が一の事態を避けるためにも、本来の容姿に近い髪色で撮影しておくのがおすすめですよ。
証明写真を撮るときにおすすめな髪型5選
ここからは、証明写真を撮るときにおすすめな髪型5選を紹介します。
シンプルなひとつ結びで清潔感アップ
輪郭やパーツがはっきり見えて清潔感のある印象を与えられる、ひとつ結びアレンジ。
シンプルな髪型なので、どんな年齢層の女性にもフィットします。
履歴書〜パスポートまで幅広く応用できるでしょう。
オールバックで洗練された雰囲気に
証明写真で前髪をおろすなら、重めではなく、シースルーバングにすると好印象を目指せます。
顔まわりがすっきりして見えるので、証明写真用の髪型としても大活躍してくれます。
襟足が長めな人は、派手になりすぎない程度に毛先を軽く外ハネさせてもGOOD。
中途半端な前髪はサイドに流して
シンプル&ベーシックだけれど、きちんと見える外はねアレンジ。
カールの強さはやや控えめにして、自然なシルエットに仕上げるのがポイントです。
前髪は、毛先が目に入らないように短くカットするか、サイドに流すように軽くワンカールさせると眉や目にかかりません。
エレガントなシニヨンで大人っぽく
上品かつエレガントな雰囲気に仕上がる大人なシニヨン(お団子)アレンジは、きちっと見せたいときにおすすめです。
ワンカールの前髪を合わせて顔まわりに柔らかさを出したり、ピンでしっかりまとめてスタイリッシュに見せたりしましょう。
用途や好みに合わせて柔軟に楽しめますよ。
ハーフアップで小顔効果を狙おう
「証明写真でも自然と小顔に見せたい」というときにおすすめなのが、スタンダードなハーフアップアレンジ。
ストレートヘアと合わせればそこまで華美な印象にはならないので、証明写真でも十分活用できますよ。
サイドバングを残す場合は、毛先が目尻・眉尻・輪郭を覆わないように気をつけましょう。
証明写真の髪型に関するFAQ
最後に、証明写真の髪型に関するFAQをまとめました。
気になる項目があれば、こちらの回答を参考にしてくださいね♡
証明写真はどこで撮影すればいい?
証明写真は、街中にあるセルフ写真機やスタジオで撮影できます。
基本的にはどちらで撮影しても大丈夫なので、仕上がりや予算に合わせて選びましょう。
比較項目 | セルフ写真機 | 写真スタジオ |
---|---|---|
仕上がり | 大まかな肌補正あり 背景選択可能 | 細かな肌補正・服や髪の乱れ修正あり 背景選択可能 |
料金 | 700〜1,000円 | 1,500〜10,000円 |
おすすめの用途 | 履歴書・マイナンバー・免許証 | 履歴書・パスポート |
ヘアセットの際にワックスやオイルなどはつけてもいいの?
証明写真の撮影では、スタイリング剤をつけてOK。
髪の広がりやアホ毛などが目立つ場合は、つけておいたほうが写真写りも格段に良くなります。
ただし、前髪にオイルをつけて濡れ髪っぽくする・ワックスで逆毛を立てるなど、華美なヘアセットは避けたほうが無難ですよ。
証明写真はマナー・写真写りの両方を重視しよう!
公的書類やパスポート用の証明写真では、写りとマナーの両方を意識するのが大切。
自分を証明する大切なものなので、髪型・メイクなどにも注意したいですね!
どんな写真を選んだらいいかわからないときは、思い切ってスタジオで撮影してもらうのがおすすめ。
身だしなみはもちろん、撮影時の表情や自然に可愛く盛るための秘訣などもアドバイスしてもらえるでしょう。