茶髪といえば、性別・世代を問わず人気が高い定番ヘアカラー♡
色味やトーンの組み合わせ次第で、同じ茶髪でもさまざまなテイストの髪色を再現できます。
自分に似合う茶髪を探すには、カラーの種類や選び方をマスターするのが大切!
可愛いブラウンヘアで垢抜けする秘訣を探っていきましょう◎
そもそも茶髪ってどんな髪色?
茶髪とは、ブラウンベースで作られた髪色全般のこと。
範囲は非常に幅広く、色の系統やトーンによってさまざまなテイストのブラウンヘアが存在します。
同じブラウンベースでも、ピンク系のカラー剤を混ぜた髪色とアッシュ系のカラー剤を混ぜた髪色では仕上がりが大きく異なるのです◎
ヘアカラー前の髪の状態にも大きく左右され、ブリーチ済みの毛と地毛では茶色の発色が変わります。
そのため、同じ茶髪でも、似合う・似合わないの傾向が細かく分かれているのです。
「定番カラーなのに、自分には茶髪が似合わない!」と悩んでいる人は多いでしょう。
ブラウンカラーが似合わないと感じるのは、自分の顔・髪質・雰囲気にマッチする茶髪を見つけられていないから。
茶髪の種類や選び方をマスターすれば、似合わないと思っていた茶髪でも垢抜けできるようになりますよ♡
茶髪が与える主な印象
アジア人の肌・目の色に馴染みやすい茶髪は、ナチュラルでありながらも明るく華やかな印象に仕上げてくれます。
髪が柔らかく見える・全体的な雰囲気が優しげに見えるなどの効果も◎重たくなりやすい黒髪よりも軽やかで、派手になりすぎる金髪よりも自然、というのが一般的な茶髪のイメージです。
自分に合う茶髪の選び方
自分に似合う茶髪を見つけるには、3つの選び方をマスターするのがおすすめ◎「茶髪が似合わない」「ヘアカラー選びでいつも失敗してしまう」という人は必見です!
《1》カラートーン(明るさ)で選ぶ
1つ目は、カラートーンで選ぶ方法です。
幅広いカラーが展開されている茶髪は、明るさを変えるだけでも全体の雰囲気がガラッと変わります◎
人気のピンクブラウンに染める場合で考えてみましょう。
明るめのピンクブラウンで染めると、ピンクの発色がより強くなり、華やかで甘い印象に。
反対に暗めのピンクブラウンに染めると、ピンクの主張が弱くなり、深みのあるブラウンが落ち着いた印象を与えてくれます。
同じ茶色でも仕上がりのトーンによって似合う・似合わないが大きく分かれるのです。
自分がイメージする雰囲気や日頃のファッションの系統などに合わせてトーン選びをすると、失敗しにくいでしょう。
レベルスケール | 茶髪の種類と特徴 |
---|---|
レベル:1〜3 | 黒髪の中でも特に漆黒と呼ばれるカラートーン 地毛が黒い人の黒髪よりもさらに暗い 茶髪でこのトーンにするのは難しい |
レベル:4〜6 | 一般的な東洋人の自然な黒髪を指すカラートーン バージンヘアはこの辺りが多い ダークブラウン・レッドブラウンなどが当たる |
レベル:7〜9 | ミディアムトーンとも呼ばれるカラートーン 髪色規定がある企業は、レベル7・8あたりを上限としている場合が多い ナチュラルブラウン・チョコレートブラウン・アッシュブラウンなどが当たる |
レベル:10〜14 | ブリーチなしでできる最も明るいカラートーン 室内でもカラーリングをしていることがはっきりわかる オレンジブラウン・マロンベージュ・ピンクブラウンなどが当たる |
レベル:15〜20 | カラー見本通りの色味に染められるカラートーン レベル15以上なら原則ブリーチ必須、場合によっては2回以上必要になることも ライトブラウン・ミルクティーラテ・明るめのモカグレージュなどが当たる |
《2》カラーの系統で選ぶ
2つ目は、カラーの系統で選ぶ方法です。
茶髪のカラー系統は、主に暖色系と寒色系に分けられます。
それぞれの系統で与える印象や似合う雰囲気が異なるので、カラー選びの際は必ずチェックしましょう◎
暖色系・寒色系の茶髪の特徴
- 暖色系:温かみのある柔らかな印象の茶髪(Ex:ピンクブラウン・レッドブラウン・オレンジブラウン・マロンベージュ・ミルクティーラテ・チョコレートブラウンなど)
- 寒色系:透明感のあるクールな印象の茶髪(Ex:モカグレージュ・ダークブラウン・アッシュブラウン・バイオレットブラウン)
《3》パーソナルカラーで選ぶ
3つ目は、パーソナルカラーで選ぶ方法です。
パーソナルカラーに合う髪色を取り入れることで、顔の印象を明るく見せる・肌を綺麗に見せるなどの効果が期待できます◎
パーソナルカラーは、イエローベースとブルーベースという大きな括りで分けられています。
黄みを含んだ肌色で温かさを感じる人はイエローベースの傾向が強く、青みを含んだ肌色で冷たさを感じる人はブルーベースの傾向が強いです。
イエローベースとブルーベースは、そのなかでさらに春夏秋冬のタイプに区分けされています。
どちらの傾向も満遍なく現れている場合、ニュートラルベースと分類されることもあると覚えておくと良いでしょう。
パーソナルカラーの種類 | 似合う茶髪の種類 |
---|---|
イエローベース×春 | ブラウンベージュ・オレンジブラウン・マロンベージュなど温かい茶髪系 |
イエローベース×秋 | オレンジブラウン・ダーウブラウン・カーキブラウンなどアースカラーの入った茶髪系 |
ブルーベース×夏 | ピンクブラウン・バイオレットブラウン・アッシュグレージュなどくすみがかった茶髪系 |
ブルーベース×冬 | モカグレージュ・ラベンダーブラウン・アッシュブラウンなど透明感のある茶髪系 |
人気ブラウンヘアの種類
2023年におすすめなトレンドブラウンカラーをご紹介していきます。
暗め〜明るめまでさまざまなトーンの茶髪をピックアップしているので、ご自身のお好みや雰囲気に合わせて参考にしてくださいね♡
人気ブラウンヘアのデザインカタログ
おすすめ茶髪×ナチュラルブラウン
赤みと黄みのバランスがちょうどよく、まるで地毛のような発色が特徴のナチュラルブラウン。
名前の通り自然な色味の茶髪で、肌トーン・パーソナルカラーを問わず幅広く馴染みます◎
ヘアカラー初心者や、無難かつ失敗しにくいブラウンヘアを探している人は特におすすめです◎
おすすめ茶髪×ライトブラウン
ブラウンをベースに明るく仕上げた茶髪。
ブリーチ1回でベージュ寄りの発色に仕上げるのが人気ですが、ブリーチなしのダブルカラーでもそれなりの明るさまで持っていくことができます◎
比較的黄みが強めなので、イエベの人に馴染みやすいカラーですよ。
おすすめ茶髪×ピンクブラウン
ブラウンベースにふんわりとピンクが発色するおしゃれ茶髪カラー♡
可愛らしい雰囲気のヘアアレンジやメイクが好きなガーリー派の人におすすめです◎
ブリーチやダブルカラーを仕込んで明るめに発色させると、よりキュートで華やかな印象に。
ダークトーンのピンクブラウンなら、甘さのなかにも深みのある大人可愛い茶髪に仕上がりますよ!
おすすめ茶髪×レッドブラウン
こっくりとしたバーガンディーが上品に宿るレッドブラウン。
もともと赤みを強く含むアジア人の髪色に馴染みやすいのが特徴です◎
また、赤色は髪の表面を艶やかに見せる効果もあるので、毛先の傷みやダメージも綺麗にカバーしてくれるでしょう!
おすすめ茶髪×チョコレートブラウン
上品な深みのあるチョコレートブラウンは、髪にさりげないツヤ感を与えてくれる茶髪カラーです。
場合によっては、ショコラカラーと呼ばれることも◎
地毛の黄色っぽさを打ち消すことで、柔らかな透明感を引き出します。
ほどよく甘い茶髪カラーを探している人におすすめです♡
おすすめ茶髪×オレンジブラウン
トレンド感たっぷりに仕上がるオレンジブラウンは、イエベさんによく似合う茶髪カラーです♡
テラコッタブラウンよりも赤みの発色は控えめで、カッパーオレンジよりも落ち着いた色味となっています。
ブリーチ毛や明るめな地毛に合わせると、オレンジの持つパッショナブルな雰囲気がアップ◎
写真デザインのように暗めなトーンで発色させれば、オフィスや学校でも馴染みやすいナチュラルカラーになりますよ!
おすすめ茶髪×マロンベージュ
栗のような柔らかなブラウンをベースに、ほんのりベージュカラーを混ぜたデザイン。
ほどよくマットな質感に仕上がるので、肌馴染みの良さもばっちりです◎
ベージュのカラー剤が入っているため基本的にイエベ向きのカラーではありますが、トーンを落とした深めのマロンベージュならブルベもOK!
深みのあるこっくりとした発色が、顔色を明るく見せてくれるでしょう♡
おすすめ茶髪×アッシュブラウン
トレンドの茶髪カラーにしたいなら、くすみ系のアッシュブラウンがGOOD!
髪の赤みをカバーして、光に当たった時に柔らかな透明感を引き出してくれます。
ブラウン単体で色を入れるより自然な発色になるので、茶髪初挑戦の人にもおすすめです♡
おすすめ茶髪×オリーブブラウン
髪の赤みを打ち消して、まろやかなブラウンの発色を叶えてくれるオリーブブラウン。
オリーブを強めに入れるとこなれ感のあるおしゃれな雰囲気に、ブラウンを強めに入れるとよりナチュラルな仕上がりになるでしょう◎
色落ち後は、明るめのイエローブラウンにチェンジしますよ!
透明感の強い髪色なので、ツヤ重視のアレンジとも相性ぴったりです♡
おすすめ茶髪×カーキブラウン
抜け感のあるカジュアルなおしゃれブラウンカラーを楽しみたいなら、カーキブラウンに挑戦するのがおすすめ♡
深みのある落ち着いたカラーでありながら、艶やかな透明感も引き出してくれます。
「定番の茶髪じゃ物足りない!」というおしゃれさんは、ぜひ取り入れてみて◎
おすすめ茶髪×モカグレージュ
モカグレージュは、まろやかなモカにクールトーン代表のグレージュを混ぜた寒色系の茶髪カラー。
グレーの色味を強めるとより大人っぽく上品な印象に、ベージュの色味を強めると柔らかで可愛らしい印象にアレンジできます◎
モカグレージュは黄み控えめのブラウンなので、「茶髪が似合わない!」と悩んでいるブルベの人には特におすすめです♡
おすすめ茶髪×くすみブラウン
グレーやアッシュが絶妙なバランスで配合されたくすみブラウンは、赤みと黄みを消して髪に適度な透け感を与えてくれる茶髪カラーです。
毛先が柔らかく見えるので、毛量が多い人やクセが強い人にもおすすめ!
ヘア全体がふんわりとして見えるでしょう♡
少し暗めのトーンでまとめて、落ち着きのあるこなれ感を演出するとGOOD◎
おすすめ茶髪×ミルクティーラテ
ミルクティーラテは、ブラウンベースのカラー剤にまろやかなミルクティーカラーをプラスした茶髪カラーのこと。
こっくりとした甘さがあるのが特徴です。
似たカラーのミルクティーベージュよりもブラウン感が強いので、そこまでイエロー寄りの発色にはなりません◎
イエベ向きカラーとしてあげられることが多いですが、トーンを落とせばブルベの人でもばっちり似合いますよ♡
おすすめ茶髪×ミルクティーアッシュ
ミルクティーラテよりもくすみが強く、落ち着いた印象に仕上がるのがミルクティーアッシュです。
ミルクティーカラー特有の甘さや柔らかさはしっかり残しつつも、アッシュカラーでこなれ感のある大人っぽさをプラス♡
ブリーチ毛や明るくヘアカラーしている髪に合わせると、アッシュ感強めのモードな雰囲気を楽しむこともできますよ!
おすすめ茶髪×バイオレット
バイオレットブラウンは、室内と屋外で異なる表情を見せてくれるおしゃれな茶髪カラーです。
室内光だとブラウン強めのナチュラルな雰囲気に、太陽光だと紫感強めのモードな雰囲気になります◎
紫は髪に透明感を与えてくれるので、みずみずしいツヤ髪を作りたい人必見です♡
茶髪でよくあるQ&A
茶髪に関してよくあるQ&Aをまとめました!
気になる疑問や不安があれば、ここで一緒に解決していきましょう◎
茶髪は何ヶ月で色落ちする?どんな色になるの?
茶髪の持ちは使用するカラー剤の色味によっても異なりますが、一般的には1ヶ月〜2ヶ月程度とされています。
ブラウン系の中でもベージュの入っているカラーは、比較的色持ちが良いです◎
反対に赤系・ピンク系・アッシュ系のブラウンは早い人の場合1週間〜2週間程度で落ちてしまうことも。
色落ち後の色味も、カラー剤の合わせ方によって異なります。
詳しくは担当スタイリストに確認してみましょう!
茶髪の色落ち後のカラー
- 赤系の茶髪カラー:赤みが抜けてナチュラルなブラウンカラーになる
- ピンク系の茶髪カラー:ピンクが抜けて赤みがかったブラウンカラーになる
- アッシュ系の茶髪カラー:アッシュカラーが抜けて黄みの強いブラウンカラーになる
- ベージュ系の茶髪カラー:赤みの抜けたナチュラルなブラウンカラーになる
- グレージュ系の茶髪カラー:グレーが抜けて赤みの少ないくすみ系のブラウンカラーになる
- オリーブ系の茶髪カラー:オリーブが抜けて透明感のあるツヤっぽいブラウンカラーになる
- カーキ系の茶髪カラー:カーキが抜けてくすみがかったベージュブラウンカラーになる
茶髪に似合うインナーカラーは?
茶髪は、どんなインナーカラーともマッチしやすい万能カラーです。
ベースのブラウンカラーの系統・トーンに馴染みやすい色を合わせると良いでしょう◎
ピンクブラウンならピンク系・赤系のインナーカラー、オレンジブラウンならイエロー系・ベージュ系のインナーカラーと馴染みやすいですよ!
生まれつき茶髪の人っている?
アジア人・日本人でも生まれつき茶髪の人はたくさんいます。
生まれつきマロンベージュのような柔らかいブラウンヘアの人もいれば、深みのあるレッドブラウンのようなブラウンヘアを持つ人もいますよ。
社会人・学生におすすめな茶髪のトーンはどのくらい?
社会人・学生におすすめな茶髪の色は、7〜8トーンくらいです。
地毛に近いナチュラルな発色になります。職場・学校の規則によっても異なりますが、髪色選びの参考にしてみてくださいね◎
自分に合った茶髪でこっそり垢抜けしよう♡
定番カラーの茶髪は、色味やトーンの合わせ方次第でさまざまな発色を楽しめます!自分に合った茶髪を見つけて、こっそり垢抜けしちゃいましょう♡