フィッシュボーンは、コツを押さえれば誰でも簡単にチャレンジできるおしゃれな編み込みスタイル。
「ただの三つ編みや編み込みは飽きた」という人は、フィッシュボーンを取り入れてみましょう。
今回は、フィッシュボーンのやり方や人気アレンジをご紹介します。
フィッシュボーンとは?繊細な編み込みが特徴
フィッシュボーンとは、編み込みによるヘアアレンジのひとつです。
魚の骨のような細かい編み目を持つことから、フィッシュボーンと呼ばれています。
「自分でやるのは難しそう…」と思う人もいるかもしれません。
しかし、コツさえ掴めば誰でもチャレンジしやすいおしゃれな髪型です。
日常生活はもちろん、パーティーにお呼ばれしたときなどにも映える髪型なので、覚えておいて損はありません。
セルフでできるヘアアレンジとして、フィッシュボーンのやり方を身につけておきましょう。
フィッシュボーンと三つ編みの違いは?
三つ編みは太い3つの毛束を編み込んていくスタイルであるのに対し、フィッシュボーンは毛束を細かく編んでいくスタイルです。
2つに分けた毛束を、さらに2つに分けて編み込んでいくのがフィッシュボーン。
フィッシュボーンは編み方によって毛束の太さが変わり、気分によって簡単に印象チェンジできますよ。
しっかり編み込んだあとに、ゆるめにほぐすなどといったアレンジの幅も豊富な髪型です。
フィッシュボーンの簡単なやり方6STEP
フィッシュボーンの作り方を6STEPに分けて解説します。
- 毛束を2つに分ける
- 《1》で分けた毛束のうち、片方の毛束の外側を少量〜半分ほど取る
- 《2》で取った外側の毛束を、《1》で分けた反対側の毛束に持っていく
- 《2》〜《3》を毛先まで左右交互に繰り返す
- 毛先をゴムで結ぶ
- 全体をほぐす
それぞれの手順のコツを詳しく解説します。
《1》毛束を2つに分ける
髪全体を2つの毛束に分けます。
このとき、後頭部をジグザグに分けることで分け目が目立たなくなりますよ。
他にも、まず髪をひとつに結ってから毛束を2つに分ける方法もあります。
作りたいフィッシュボーンのイメージや、やりやすさに合わせて方法を変えるといいでしょう。
《2》《1》で分けた毛束のうち、片方の毛束の外側を少量〜半分ほど取る
左右どちらかの毛束の外側を取ります。
取る毛束が少なければ細かい編み目に、多ければ三つ編みのような太い編み目になりますよ。
《3》《2》で取った外側の毛束を、《1》で分けた反対側の毛束に持っていく
《2》で取った外側の毛束が、《1》で分けた反対側の毛束と上から重なるようにしましょう。
《4》《2》〜《3》を毛先まで左右交互に繰り返す
毛束が崩れないように、きっちり固く編み込んでいきましょう。
毛先まで編み込んだらもう少しで完成ですよ。
《5》毛先をゴムで結ぶ
毛先をしっかり固くゴムで結います。
気分やシチュエーションに合わせて、シュシュやリボンを使うと可愛くアレンジできますよ。
《6》全体をほぐす
毛束を少しつまみながら引っ張り出して全体をほぐしましょう。
引っ張り出しすぎてフィッシュボーンが崩れないように気をつけてくださいね。
これでフィッシュボーンの完成です。
フィッシュボーンをきれいに作る4つのポイント
フィッシュボーンは慣れるまで作るのが難しいと思われがちです。
ポイントを押さえずに作ると、スタイルが崩れやすくなることもあります。
ここではフィッシュボーンを崩れにくく、きれいに作る4つのポイントをご紹介します。
それぞれのポイントについて詳しく解説します。
《ポイント1》ドライヤーやコテを使ってしっかりと髪全体の下準備をしておく
髪に寝癖が残っているとヘアアレンジしにくいです。
また、直毛の人はヘアアレンジが難しく、せっかく作ったフィッシュボーンが崩れやすいことがあります。
まずは、あらかじめドライヤーを使って髪をブローし、寝癖は直しておきましょう。
さらに、コテで軽く髪を巻いてくせづけておけば、髪がほどよく絡まるのでフィッシュボーンを固定しやすくなりますよ。
《ポイント2》フィッシュボーンを作る前にスタイリング剤をなじませておく
フィッシュボーンを作る前に、髪全体にスタイリング剤をなじませておくと髪がまとまりやすくなるので、ヘアアレンジしやすくなりますよ。
ヘアオイルをなじませるとツヤ感のあるフィッシュボーンに、ワックスをなじませるとふんわり感のあるフィッシュボーンにできます。
好きなイメージに合わせて、スタイリング剤を変えるとおしゃれ上級者になれますよ♡
《ポイント3》編み込む毛束の量を均一にする
左右の毛束から取る細かい毛束の量が、最初から最後まで均一になるように気をつけましょう。
編み込む毛束の量を均一にすることで、左右のバランスが取れたきれいなフィッシュボーンになりますよ。
《ポイント4》スプレーで固める
フィッシュボーンを作ったあとは、スプレーでスタイルを固めましょう。
スプレーの種類によって仕上がりが変わります。
カチカチに固めたいのか、ふんわり仕上げたいのかによって使うスプレーを変えてみてくださいね。
フィッシュボーンの人気ヘアアレンジ12選
ここからはフィッシュボーンの人気ヘアアレンジ12選をご紹介します。
フィッシュボーン×ポニーテール
こちらは一度ポニーテールをしてから、毛束を分けてフィッシュボーンを作るスタイルです。
かっちり編み込みながら途中でリングに通すと、ワンポイントになっておしゃれですよ♡
白く大きなリボンがブライダルシーンでも映えます。
フィッシュボーンの途中で一度髪を結ってから、別の編み方を混ぜてもGood◎
フィッシュボーン×三つ編み
太い毛束で作る三つ編みと、細やかなフィッシュボーンを組み合わせたスタイル。
異なる編み方を組み合わせることで、アレンジのバリエーションが広がりますよ。
複雑そうに見えますが、それぞれの編み方をわかっていればできるスタイルです。
バレッタで留めると上品かつ、まとまりのある雰囲気に仕上がります♡
フィッシュボーン×編み込み
編み込みからスタートし、フィッシュボーンで毛先をまとめた二つ結びスタイル。
フィッシュボーンを左右で2つ作ってツインテールにすることで、可愛らしく活発な印象になりますよ。
編み込む毛束を少なめにすると細かく編めます。
後頭部の分け目が目立ちやすいので、ジグザグに分けるなどしてカバーしましょう。
サイドフィッシュボーン
サイドにフィッシュボーンによる編み込みの入ったアレンジです。
フィッシュボーンは編み下ろすだけでなく、編み込むスタイルにも応用できます。
髪をまとめるところにフィッシュボーンを加えるだけで、ひと味違ったワンポイントになりますよ♡
卒業式や成人式で映えるヘアスタイルです◎
フィッシュボーン×くるりんぱ×ロープ編み
くるりんぱ・ロープ編みなど、複数のアレンジとフィッシュボーンを組み合わせると、個性的なスタイルになりますよ。
ロープ編みは、2つの毛束をねじって編むヘアアレンジのことです。
フィッシュボーンはさまざまな編み方と組み合わせられるので、アレンジの幅が広いのが魅力。
編み込みにピンやリボンを合わせると、さらに可愛さアップ♡
フィッシュボーン×玉ねぎヘア
玉ねぎヘアは、ポコポコとした丸みを毛束に出す髪型のこと。
フィッシュボーンと組み合わせるときは、毛束をほぐしたゆるめのスタイルが合います◎
トップの髪も毛束をつまんで出してあげると統一感が出ますよ。
ふわふわとしたシルエットが可愛らしく、パーティーにお呼ばれしたときなどにも活躍します。
フィッシュボーン×レインボーカラー
レインボーカラーに染めた髪色とフィッシュボーンは、個性をアピールできますよ。
毛束によって髪色が違って見えるのがおしゃれです。
フィッシュボーンは、インナーカラーなどと組み合わせても素敵ですよ♡
色の入れ方によって印象が変わるので、美容師さんに確認してみてくださいね。
フィッシュボーン×個性派
上下2段に分けた、三つ編み・四つ編み・フィッシュボーンを組み合わせた個性派アレンジです!
さまざまな編み方を組み合わせれば、ヘアアクセサリーをつけなくても華やかに仕上がります。
後ろ姿をさらに可愛くしたい方は、写真のようにゴールドやシルバーのピンを留めるのもおすすめです♡
フィッシュボーン×ツインアレンジ
フィッシュボーンのツインテールアレンジです。
可愛くなりがちなツインテールも、フィッシュボーンにすることで大人っぽいアレンジに◎
編み込んだ部分は引き出して、抜け感を演出しましょう。
フィッシュボーン×ふわふわポニー
フィッシュボーンのアレンジは、編み下ろしだけではないんです!
ポニーテールにフィッシュボーンを組み合わせて、ひと味違うフレンチガーリースタイルに♡
ふわふわとしたアレンジなので、結婚式や同窓会などお呼ばれヘアにもぴったりです。
フィッシュボーン×ボブ
フィッシュボーンは、ボブヘアに組み合わせるのもおすすめです。
サイドの髪を編み込めば、ガーリーなアレンジが完成♡
バレッタやリボンでゴムを隠せば、さらに可愛さがプラスされますよ◎
フィッシュボーンでひと味違う自分を演出しよう
ふわふわなスタイルからきっちり編み込むスタイルまで、気分によってアレンジの幅が豊富なフィッシュボーン。
自分でできるヘアアレンジを探している人は、フィッシュボーンに挑戦してみましょう。
三つ編みとはひと味違ったおしゃれな雰囲気で、周りとの差をつけられますよ♡