前髪を切りすぎた!6つの対処法を知って自然に乗り切ろう
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    前髪を切りすぎた!6つの対処法を知って自然に乗り切ろう

    「ついつい前髪を切り過ぎてしまった!」とセルフカットを失敗をしたことがある人は多いはず。
    セルフでの前髪カットは、切りすぎ・毛先のがたつきなどを引き起こしやすいです。
    今回は、そんなときに覚えておきたい「切りすぎた前髪の対処方法」を紹介◎
    上手なセルフカットのやり方もあわせて解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね!

    ※写真はあくまでイメージです。実際のモデルの年齢・性別・美容診断結果等と異なる場合がございます。

    切りすぎた前髪は誤魔化せる!

    丁寧にカットしていたつもりが、鏡を見てびっくり!
    「想像よりも短く切りすぎてしまった」なんて経験はありませんか?

    前髪は自分で切りやすい部分なので、セルフで整えている人も多いですよね。
    ただ、自分で切ったことで前髪カットを失敗する人もたくさんいます。

    また、美容院でカットしてもらった場合でも、美容師さんとの認識にミスマッチがあったことが原因で、前髪が短く切られすぎてしまうことも。

    基本的に、髪の毛は1ヶ月で約1センチほど伸びるといわれています。
    待っていればいつか自然になるとはいえ、納得のいかない状態で毎日を過ごすのはつらいですよね。

    切りすぎた前髪は、短いままでも自然に誤魔化せます◎
    前髪の切りすぎ対策を活用して、再び前髪が伸びるまでカバーしておきましょう!

    前髪を切り過ぎる4つの原因

    前髪を切りすぎてしまう背景には、4つの原因が考えられます。

    《1》ノーセットのままカットしている

    1つ目は、ノーセットのまま前髪をカットしている場合です。

    髪をとかしただけの状態で、そのままハサミを入れてしまうのは危険
    前髪をギュッと下に引っ張ったり、おでこにぐっと押しつけながらカットするのも要注意です。

    本来髪の毛は、根元が少し浮き上がっており、中間から毛先にかけて自然なカーブがついています。
    それを無視したままカットすると、いざヘアセットしたときに想定よりも短い仕上がりになってしまうのです。

    髪を濡らしたままカットするのも、同じ理由でNG。
    乾かすと根元がふわっと浮き上がるので、濡れた状態でカットしたときよりも毛先の位置が1センチ以上短くなります。

    《2》中心〜サイドまでの長さが同じ

    2つ目は、中心〜サイドまでの長さが完全に同じ場合。

    「前髪の長さをそろえたいから」「ぱっつんにしたいから」という理由でハサミを一直線に入れる人が多いですが、実はこれも切りすぎや失敗の原因になります。

    中心と両端が完全に同じ長さだと、横から見たときのシルエットが不自然になりやすいです。
    また、サイドの余白が目立ちやすくなり、本来よりも顔が大きく見えてしまいます。

    《3》紙用ハサミを使っている

    3つ目は、紙用ハサミを使っている場合。

    紙用のハサミは髪の毛を切ることを想定して作られていないため、毛先がブツっと切れてしまったり、日本人形のように真っ直ぐそろいすぎてしまったりするリスクが高まります。

    また、紙用ハサミと髪の毛用ハサミでは材質も異なります。
    ステンレスで作られている紙用ハサミに対し、髪の毛用のハサミは「コバルト」と呼ばれる金属を用いて作られていることがほとんど。

    コバルトはステンレスよりも柔らかい素材で髪への負担が少なく、切れ味にも変化が出ないのだとか。

    また、髪の毛用のハサミは刃の先が細くなっていることで、毛先の細かなニュアンスをデザインしやすいメリットもありますよ◎

    《4》オーダーのミスマッチ

    4つ目は、美容院でのオーダーのミスマッチがある場合です。

    前髪の切りすぎ問題が起こるのは、セルフカットのときだけではありません。
    オーダーやカウンセリングでミスマッチがあると、美容院でプロにお願いしても失敗するリスクが高くなるでしょう。

    特に口頭のみでのオーダーには注意が必要です。
    「このくらいで〜」のような曖昧な伝え方だと、美容師側の裁量や好みでアレンジされてしまう可能性があります。

    また、日頃からコテやアイロンで前髪を巻いている場合は、巻いた状態でどのくらいの長さにしておきたいのかまで細かくオーダーすることが大切です。

    前髪を切り過ぎたときの対策6選

    ここからは、前髪を短く切りすぎた場合にできる対処法6選を解説します。

    《1》アイロンで根元から伸ばす

    ヘアアイロンを使って根元から伸ばすことで、短く切りすぎた前髪の長さをある程度カバーできます◎

    この場合、前髪のカーブや角度をつけるよりもぱっつんのように真っ直ぐストレートでアレンジするのがおすすめ。
    縦のラインがより強調されるので、前髪の短さを誤魔化しやすくなりますよ!

    やり方

    1. 前髪を根元から濡らして、うねり・生えぐせを解消する。
    2. ドライヤーで髪を左右に振りながら乾かす。
    3. 前髪を上下2つのグループにブロッキングする。
      下の毛束からヘアアイロンを通していく。
    4. 根元ギリギリのラインを挟み、そのままカーブをつけず鉄板をまっすぐ滑らせる。
      時間がかかると熱が加わりすぎて針金のようにピンとなってしまう可能性があるので、ノンストップでサッと通すのがポイント。
    5. 上の毛束にも同じようにアイロンを通す。
    6. くしでとかして全体のバランスやシルエットを調整する。
      オイルで押さえ込むと、根元が浮き上がりにくくなる。

    《2》前髪をサイドに流す

    前髪を片方に寄せて短さや毛先のガタつきをカバーしましょう。

    左右どちらに流してもOK◎
    おでこをしっかり見せることで眉毛や目元がより強調されるので、自信のあるほうに分け目を作るのがおすすめです。

    やり方

    • 前髪を根元から濡らして、うねり・生えぐせを解消する。
    • 髪を左右に振りながら、ドライヤーで8割程度まで乾かす。
    • 少し湿った状態の髪に手ぐしorブラシで分け目を作り、流したい方向とは反対向きにドライヤーを当てる。
    • 前髪を流したい本来の方向に直してドライヤーを当て、完全に水気がなくなるまで乾かす。
    • 分け目がぼやけている場合は、ヘアアイロンで上から熱を加えてもOK。
      根元から毛先に向かってアイロンを通し、手首を軽くひねりながらカーブをつける。
    • ワックスを揉み込んで、前髪の流れや分け目がずれないようにセットする。

    《3》シースルーバングにする

    切りすぎ前髪でも自然なシルエットに仕上がるシースルーバング。
    前髪は、厚めよりも薄めのほうが短さや毛先のガタつきを誤魔化しやすいです。

    サイドバングを合わせて活用すると、よりナチュラルで抜け感のある顔まわりを作れますよ◎

    やり方

    • 前髪を根元から濡らして、うねり・生えぐせを解消する。
    • ドライヤーで髪を左右に振りながら乾かす。
    • サイドバングを引き出して、前髪に合わせる。
    • 短く切りすぎた中心部分にコテを当てて、ゆるめの内巻きワンカールにする。
      巻きすぎると短さを強調することになるので、軽くカーブをつけるだけにする。
    • サイドバングと両端の前髪を合わせて、外巻きにする。
      毛流れを意識して、毛先が顔の外に向かうようにカールすればOK。
    • ヘアオイルで前髪の浮き上がりを抑える。
      形が崩れやすい場合は、ヘアスプレーも併用するのがおすすめ。

    《4》オールバックorかき上げバングにする

    短く切りすぎた前髪は、サイドバングに合わせて後ろに流すのがおすすめ。
    かき上げバングやオールバックは大人っぽくスタイリッシュな雰囲気に仕上がるので、オン眉で子どもっぽくなってしまうのも防げます◎

    やり方

    1. 前髪を根元から濡らして、うねり・生えぐせを解消する。
    2. ドライヤーの風を下から当て、毛先を上に持ち上げながら乾かす。
    3. 根元の立ち上がりがゆるい場合は、ヘアアイロンの熱も活用する。
      前髪を真っ直ぐ上に持ち上げながらアイロンを通し、毛先を内側に向けてワンカールさせる。
    4. バームを手のひらに馴染ませて、前髪にしっかり揉み込む。
      立ち上げた髪の毛の根元が潰れないように、中間〜毛先を中心につけるのがポイント。
    5. 毛流れを後ろにしながら全体のバランスを整えたら完成。

    《5》ヘアアイテムを使って前髪アレンジをする

    手のこんだ前髪アレンジが難しい場合は、ピン留めやカチューシャなどを使ってカバーするのがおすすめ。

    華やかなワンポイントはコーデのアクセントにもなりますよ。
    服装やメイクに合わせて好きなアイテムを選びましょう!

    やり方

    • 前髪を根元から濡らして、うねり・生えぐせを解消する。
    • 真ん中・斜めでも好きなところに分け目を作り、アメピンで仮止めする。
      前髪が短すぎてピン留めからこぼれてくるときは、スプレーで表面を固めてもOK。
    • カチューシャをつける場合は、おでこの産毛を少し出した状態で残りの前髪を後ろに巻き込みながらつける。
      バレッタやクリップなどを使う場合は、仮止めに使ったアメピンを隠すように留める。
    • アイブロウやシェーディングを使って、剥き出しになったヘアラインの形を整える。
      綺麗な卵形になるように、産毛の足りない部分だけを埋めるのがポイント。
    • 全体のシルエットやバランスを調整したら完成。

    《6》メイクで誤魔化す

    切りすぎた前髪を自然に誤魔化したいなら、メイクでカバーするのも手!
    他のパーツの印象を強くすることで、切りすぎた前髪に視線が集中するのを防げます◎

    ポイントは、アイメイクとアイブロウ。
    いつもよりも少し強めにメイクすることで、目元のインパクトをグッとアピールできますよ。

    前髪の長さ自体を変える方法ではないですが、メイクの雰囲気を変えるだけでナチュラルにカモフラージュできるので、ぜひ試してみてくださいね♡

    前述した5つの対処法と組み合わせて活用するのもおすすめですよ!

    どうしても対処できないときは美容院でのお直しがおすすめ!

    どうしても自力でカバーできない場合は、美容院でお直しカットをしてもらうのもあり◎
    前髪の量や毛先のガタつきも一緒に直せるので、自分でやるよりも綺麗でナチュラルに修正できますよ!

    前髪カットの料金相場は、500円〜1,500円程度
    サロンによっては前髪のみのカットを受けつけていない場合もあるので、予約時に確認しておきましょう。

    サロンでカットしてもらった前髪に納得できない場合は、無料でお直ししてもらうことも可能です。
    大抵のサロンは1週間以内をお直しの期限としていますが、美容院ごとに異なるので事前確認をおすすめします。

    別のサロンでお直ししてもらいたい場合は、カット料金がかかるので注意してください。

    もう失敗しない!セルフ前髪カットのやり方

    実は難しいセルフの前髪カット。
    なんとなく手持ちのハサミで切ったり、とりあえず真横へ一直線に切りそろえたりしていませんか?

    セルフで綺麗な前髪を作るには、正しい方法と失敗しないためのポイントを押さえる必要があります。

    知っているだけで「切りすぎた」「ガタガタになった」などのよくある失敗を回避できるので、日頃から自分で前髪を切っている人は要チェックですよ◎

    セルフ前髪カットに必要なもの

    • 髪の毛用のハサミ(ストレートとすきバサミの両方あると便利)
    • 目の荒いコーム
    • ヘアアイロンorドライヤー
    • ダッカールピン(普通のピン留めやクリップでも代用可能)

    髪のうねり・絡まりをとる

    前髪全体を濡らし、うねりや生えぐせを除去します。
    毛先が絡まっている場合は、コームを通しながら整えましょう。

    髪を濡らす際は、必ず生え際からしっかり水につけてください
    スプレーなどを使うと根元まで水分を行き届かせやすいです。

    目の細かいコームを使うと余計に髪が絡まる可能性があるため、できるだけ荒めのものを選ぶようにしましょう。

    ブローする

    ドライヤーを当てながら、髪の毛を左右に振って乾かします。
    8割ほど乾いたら髪の毛を両サイドへ交互に寄せながら、完全に水分を飛ばしましょう。

    完全に乾いたら、コームを前髪の下に入れて、軽く持ち上げながらドライヤーの熱を当てます。
    毛先に向かってコームを動かし、前髪に自然なワンカールを作りましょう。

    髪の毛の根元が軽く浮き上がって、おでこから前髪が少し浮いていればOK。

    ドライヤーだけではふわっとさせられない場合、低めの温度で温めたヘアアイロンを使ってもいいです。
    温度が高いとカールが強くつきすぎるため、150度以下に設定しておくのがおすすめ。

    前髪がぺたっと潰れた状態だとハサミを入れたときに切りすぎるリスクが高まるので、水気を飛ばしたあとは必ず丁寧にブローをしてください。

    ブロッキングする

    前髪を3つの毛束にブロッキングします。

    毛量のバランスは、左サイド:中央:右サイドが1.5:1:1.5になるように分配しましょう。
    中央を少なくすることで、顔の余白をカバーして小顔に見せられます。

    それぞれの毛束をダッカールピンでまとめます。
    ピンがない場合は、クリップやヘアゴムなどを活用してもOKです。

    カットする

    中央の毛束からカットします。
    毛束を指で挟んで、おでこに髪の毛がつかないように切ってください。

    はじめは理想よりも1センチ以上長めにカットしておき、もう少し切りたいと思ったら2〜3ミリずつ徐々に短くしていきましょう。

    両サイドの前髪はハサミを真っ直ぐに入れず、外側に向かって長くなるよう斜めにカットします。
    内側は中央の前髪と同じ長さでそろえて、反対側の毛先はサイドバングに馴染むよう切っていくのがポイント。

    だいたいのシルエットができあがったら、鋏を縦に持ち替えて毛先を軽くすいていきます。
    すきバサミがある場合は、そのまま横向きにカットしても大丈夫です。

    すきすぎると毛先がガタガタ・バサバサになってしまうので、全体を見ながら軽く動きを出す程度に留めましょう。

    スタイリング剤をつける

    バームやオイルなどお好みのスタイリング剤をつけたら完成。
    前髪を整えながら切り足りない部分があれば、微調整してください。

    切りすぎた前髪は自然に誤魔化して対処しよう!

    切りすぎた前髪はスタイリング次第で自然にカバーできます!
    正しいセルフカットのやり方を覚えて、前髪カットの失敗を回避しましょう◎

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    text bymoeka

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