1つ結びと聞くと、どんなイメージを持ちますか?
“おばさんっぽい”“手抜き感が出る”など、もしかしたらマイナスなイメージを持つ人も多いかもしれません。
今回は、そんな1つ結びへのイメージを払拭すべく「おしゃれな1つ結びのアレンジ特集」をお届け◎
結び方の基本・応用や、垢抜けのために押さえておきたいポイントなどを詳しく解説します!
※写真はあくまでイメージです。実際のモデルの年齢・性別・美容診断結果等と異なる場合がございます。
おしゃれ上級者は1つ結びで差をつける!
シンプルで簡単にできる1つ結びヘア。
手軽な髪型な反面、“おばさんっぽい”“手抜きに見えやすい”などマイナスなイメージを持たれることも多いですよね。
とはいえ、やはり1つ結びはヘアアレンジの基本。
「1つ結びを制する者はおしゃれを制す」といっても過言ではないのです!
グッと垢抜けたいなら、シンプルかつ王道の1つ結びでまわりと差をつけてみませんか?
本記事では、可愛さ満点の簡単な1つ結びアレンジをたっぷり紹介します♡
結び方の基本〜応用アレンジまで丁寧に解説しているので、ヘアアレンジ初心者さんでもマスターできるはず◎
【基本編】1つ結びのやり方
まずは、基本的な1つ結びのやり方からチェックしていきましょう!
このやり方をマスターすれば、このあと紹介するさまざまな1つ結びアレンジに応用できます。
ステップごとに細かく解説しているので、見ながら一緒に挑戦してみてくださいね◎
ブラッシングをする
ヘア全体を軽くブラッシングします。
根元からブラシを通して、髪の毛の生えぐせやうねりを丁寧に取り除きましょう。
クセがついたままだと、髪の毛を結んだとき変なところにボリュームが出てしまいます。
後頭部やサイドの一部分だけがボコッと膨れてしまったり、毛流れがずれて毛先がハネてしまったりするので、注意してくださいね◎
うねりがとれにくい場合は、ブラッシングの前に一度髪の毛を濡らしておくのがおすすめ。
根元から濡らすことで、頑固なうねりや寝ぐせも真っ直ぐに戻ります。
スタイリング剤を馴染ませる
ブラッシングが終わったら、全体にスタイリング剤を揉み込みます。
これは、ヘア崩れを防止することとシルエットに抜け感を出すことが目的です◎
スタイリング剤は、髪質・毛量・好みの仕上がりに応じて選びましょう。
1つ結びにおすすめなスタイリング剤の種類
- ワックス:ボブ〜ミディアムヘア・軟毛・直毛の人におすすめ
- オイル:セミロング〜ロングヘア・剛毛・くせ毛の人におすすめ
- バーム:毛先がパサつきやすい・くせ毛の人におすすめ(どの長さでもOK)
スタイリング剤をつけるときは、手のひらですり込んで馴染ませておきます。
襟足部分からつけていき、髪の毛を上に向かって持ち上げるように揉み込みましょう。
生え際や根元につけると髪の毛がべタッと潰れてしまうので、中間〜毛先にだけ馴染ませてください。
後頭部で1つにまとめる
スタイリング剤を馴染ませたら、髪の毛を後頭部で1つにまとめます。
結ぶ位置は、好みに合わせてアレンジしてOKです。
基本的には、低い位置だと大人っぽく落ち着いた印象に、高い位置だと可愛らしくフレッシュな印象に仕上がります。
髪を結ぶ際は、ヘアカラーに近い色の髪ゴムを選びましょう。
また、ゴムの悪目立ち・ゴムが切れて髪型が崩れるなどの事態を防ぐため、太すぎる・細すぎるゴムも避けたほうが無難です◎
結び目のまわりは、毛束で覆い隠します。
1つ結びから髪の毛を少量とり、ヘアゴムのまわりにくるくると巻きつけましょう。
毛先は、小さめのアメピンで結び目の根元に固定します。
後れ毛を引き出す
髪を結んだら、ヘア全体の後れ毛を引き出してこなれ感を作ります。
ヘアアレンジ初心者さんは、まずもみあげの後れ毛を引き出しましょう。
サイドバングを作ることで、フェイスラインの余白や丸みを自然とカバーでき、小顔効果を狙えます♡
毛先のゆるっとしたシルエットで、抜け感もアップしますよ。
もうひと工夫加えたいときは、耳の後ろと襟足の後れ毛も軽く引き出すと良いでしょう。
毛束は、引き出しすぎるとヘア崩れの原因になります。
ただし、引き出しすぎるとボサボサになって逆に野暮ったく見える可能性があるので、要注意です。
余裕があれば、引き出した毛束を軽く巻いてみましょう。
シルエットに動きが出て、よりおしゃれに見えますよ◎
1つ結びで垢抜けるためのポイント
1つ結びで垢抜けるためのポイントは、全部で3つあります。
1つ結びの垢抜けポイント
- ベースの髪をコテ巻きしておく
- 後れ毛やサイドバングでニュアンス感を作る
- ヘアアクセサリーで華やかに見せる
1つ結びはコンパクトになりやすいので、ベースの髪を巻いて適度なボリュームを出すのがおすすめ。
巻き方はなんでも大丈夫ですが、合わせやすいのはゆるめのミックス巻きorウェーブ巻きです◎
結んだときのワンポイントになるので、毛先までしっかりカールさせましょう。
もみあげや襟足の後れ毛で、こなれ感のあるゆるっとしたニュアンスを作るのもポイント!
あえて少しルーズな感じを演出することで、「1つ結び=手を抜いている」といった印象を塗り替えられます。
アクセントが欲しいと感じたら、ヘアアクセサリーで個性を出すのもGOOD。
大きめのリボンやシュシュをつけて華やかにしたり、小さなピン留めやバレッタで上品に仕上げたり。
その日のファッションやメイクに合わせてアレンジすると、より垢抜けて見えますよ♡
【応用編】1つ結びのやり方
続いて、応用バージョンの結び方を紹介します♡
お好みに合わせて適宜組み合わせると、よりデザイン性の高い1つ結びアレンジが完成しますよ!
《1》1つ結び×くるりんぱ
くるりんぱは、シンプルな1つ結びを簡単にアップデートできる王道アレンジ。
さりげなく1つだけ仕込んでも良いですし、2つ3つとつなげて華やかに見せても良いでしょう◎
毛束をくるっと返すだけで簡単なので、不器用さんでもマスターしやすいですよ!
- 髪を結んで毛束を作る。
- 結び目の部分を持ち、毛束を左右に広げる。
ゴムと根元の間に小さな輪っかができればOK。 - 毛束の先を輪っかの下から上に向かって通す。
基本的には下から上へ通す場合が多いが、上から下に向かって通しても問題ない。
結び目のデザインが変わるので、好みに合わせて選ぶのがおすすめ。 - 結び目をキュッと引き締めて、輪っか部分の隙間を埋める。
髪の毛が絡まないように注意する。 - くるりんぱした結び目の部分から、軽く髪の毛を引き出す。
毛束をゆるめることで、シルエットに抜け感を演出できる。
《2》1つ結び×編みおろし
後ろ姿がグッと華やかになる編みおろしアレンジ。
上品にもカジュアルにも見せられるので、その日の気分やファッションに合わせて楽しめますよ♡
- 手ぐしで髪をとかし、トップの真ん中あたりで髪をひとすくいする。
- すくった毛束の右隣からも少量とり、2つをクロスさせる。
- クロスさせたすぐ左隣から毛束をとり、真ん中の毛束とクロスさせる。
ここで3本の毛束ができる。 - 2週目からは、それぞれの毛束を編み込むときに少しずつ髪の毛を増やしながら編んでいく。
毛束が少しずつ太くなっていくイメージ。 - すべての毛束を編み込んだら、毛先をゴムで結ぶ。
《3》1つ結び×玉ねぎヘア
ポコポコっとした動きのあるデザインが目を引く玉ねぎヘア。
「個性と可愛らしさの両方をゲットしたい」というおしゃれさんには特におすすめです◎
玉ねぎの大きさは、髪の長さや好みに応じてアレンジしましょう!
- 手ぐしで髪をとかし、後頭部の好きな位置でまとめる。
ゴムがゆるまないように、きつめに結んでおくのがポイント。 - 結び目から3〜5センチほど離したところで、もう一度毛束を結ぶ。
- 結び目と結び目の間を持ち、玉ねぎの形になるように放射状に広げていく。
- 等間隔で髪を結び、同じように毛束を広げる。
- 毛先まで繰り返したら、全体のバランスを見ながら後れ毛を引き出す。
おしゃれで可愛い♡1つ結びのおすすめアレンジ10選
ここからは、可愛い1つ結びのアレンジをご紹介していきます。
1つ結びのおすすめアレンジ
《1つ結びのおすすめアレンジ》サイド編み込みポニー
定番のゆる巻きポニーテールに、編み込みアレンジをミックスしたデザイン。
サイドの髪の毛を編み込みながら後ろにまとめるので、後ろ姿だけでなく横から見たシルエットも可愛くアップデートできます♡
コテ巻きしておいた毛先を軽くほぐして、ふわふわとした柔らかなシルエットに仕上げるのもポイントです!
《1つ結びのおすすめアレンジ》ねじり結び
1つ結びの毛束をねじってまとめただけの簡単アレンジ♡
毛束をねじる際は、ポニーテールの先を2つ分けて交互にクロスさせるのがおすすめです。
1つの毛束だけでねじるよりも髪の毛が解けにくくなるので、長時間綺麗なヘアアレンジをキープできます◎
《1つ結びのおすすめアレンジ》玉ねぎヘア
ポコポコっとしたシルエットが可愛らしい、玉ねぎヘアの1つ結びアレンジ。
動きのある華やかなデザインなので、デイリーヘアとしてはもちろん、結婚式やパーティーなどのお呼ばれヘアとしても活用します◎
好みに合わせて、玉ねぎの大きさを調節するとよりGOOD!
《1つ結びのおすすめアレンジ》縦巻きポニー
華やかでゴージャスな1つ結びアレンジをマスターしたいなら、縦巻きポニーがおすすめです♡
大きめのコテで強めの縦巻きカールを仕込んで、高い位置で結びます。
カールはあえてほぐさず、目の荒いブラシで毛流れをそろえる程度にしましょう!
《1つ結びのおすすめアレンジ》編みおろし
おしゃれ1つ結びの定番といえば、やはり編みおろしアレンジが外せません。
低い位置でゆるっと編み込んだ毛先が、可愛らしさと大人っぽさの両方を引き立てます♡
肩につくくらいの長さがあれば簡単にできる髪型なので、ボブ〜ロングの人はぜひ積極的に取り入れてみてくださいね!
《1つ結びのおすすめアレンジ》タイトポニーテール
シンプルかつ大人っぽい1つ結びアレンジがお好みなら、タイトポニーテールがおすすめ◎
コンパクトなシルエットは、スタイリッシュでクールな印象に仕上げてくれるでしょう。
髪が広がりやすい人は、毛束に髪の毛をぐるぐる巻きつけると、簡単にボリュームダウンできますよ!
《1つ結びのおすすめアレンジ》くるりんぱアレンジ
シンプルな1つ結びがグッと華やかになる、くるりんぱアレンジ。
結び目の根元に小さく仕込んでも良いですし、連続で複数くっつけて編みおろしヘアのように見せても良いですよ!
ヘアアクセサリーなしでも映えるので、オフィスやバイト先での髪型のルールが厳しい人にもおすすめ◎
《1つ結びのおすすめアレンジ》無造作ローポニー
カジュアルな雰囲気のローポニーは、手ぐしでゆるっとまとめた無造作なシルエットが魅力。
生えぐせやうねりはあえてそのまま残しておき、ヘアアレンジに活かします◎
手抜きっぽさが出ないように、毛先にツヤ感をプラスしたり、ゴムの結び目を毛束で隠したりと、細部のニュアンスで差をつけましょう!
《1つ結びのおすすめアレンジ》個性派ツインポニー
1つ結びの毛先を2つに分けて、それぞれの毛束を編み込みやくるりんぱなどでアレンジした個性派ツインポニー。
変系ポニーテールとも呼ばれており、普通の1つ結びとは異なる存在感やデザインが魅力です♡
「まわりと被らない髪型にしたい!」というおしゃれさんには特におすすめ◎
《1つ結びのおすすめアレンジ》紐アレンジ
1つ結びの毛束に紐をぐるぐるっと巻きつけたアレンジ。
毛束をがっちりまとめるので、毛足の短さもしっかりカバーできます◎
肩につかないミディアム・ボブヘアの人でも取り入れやすいですよ!
1つ結びの簡単アレンジでおしゃれを楽しもう
地味に思われやすい1つ結びですが、少し工夫するだけで抜け感のあるおしゃれな髪型に仕上がります♡
ベースのデザインがシンプルなので、オフィスや学校など場所を選ばず取り入れやすいのも魅力ですよね!
ヘアアレンジで迷ったときは、初心に立ち返りおしゃれな1つ結びアレンジにチャレンジしてみましょう◎