「まわりとの差をつけるおしゃれなカラーにしたい!」と思っていませんか?
そんなあなたには「シャドールーツ(シャドウルーツ)」がおすすめです。
海外発祥のデザイン性豊かなシャドールーツは、メンズ・レディース共に人気を集めています。
この記事では、シャドールーツの特徴や向いている人、人気スタイルについて解説します。
みんなの視線を惹きつけるおしゃれスタイルになりたい人は、ぜひ参考にしてくださいね!
シャドールーツ(シャドウルーツ)とは
シャドールーツとは、髪全体をブリーチで明るくしたあと、あえて根元側を暗く染めるデザインカラーのことです。
海外の若者に流行したカラー方法で、日本でも透明感あるおしゃれヘアを楽しめると注目を集めてきました。
髪が放射に広がる性質を利用することで、ハイライトやローライトのようにスジ状のデザインを入れなくても、立体感ある仕上がりになります。
ベースを明るくした上に暗めのカラーをのせるため、残留のリスクが少なく今後のカラーへの支障も少なくてすむでしょう。
シャドールーツとバレイヤージュの違い
シャドールーツと似たデザインカラーとして「バレイヤージュ」があります。
どちらも仕上がりの見た目や特徴はほぼ同じですが、工程やデザインの作り方が違います。
シャドールーツの特徴
シャドールーツは、一度髪全体を明るくしてから暗めの色味をオンカラーする技術です。
メリットは、残留が少なくカラーチェンジが可能な点。
明るめのカラーを継続したい人や、たくさんのカラースタイルを楽しみたい人には向いています。
デメリットは、通常のブリーチカラー同様に髪が伸びたら根元が目立つため、頻繁にカラーする必要がある点です。
定期的に美容院へ行けない人や、近いうちに暗くする予定がある人には不向きな場合もあります。
バレイヤージュの特徴
バレイヤージュは、根元の黒い部分を残したままオンカラーする技術です。
メリットは、根元の暗い部分が残ったままなので、伸びてきてもリタッチ部分が気にならない点。
頻繁に美容院へ行けないママさんや、ブリーチカラーをやめたい人には向いています。
デメリットは、次に明るくしたいと思った際に、根元付近の残留が影響してムラになりやすい点です。
今後明るくする可能性がある人は、シャドールーツの方が向いているかもしれませんね。
シャドールーツのやり方・手順
シャドールーツの手順は「ダブルカラー」と似た流れで行います。
シャドールーツのやり方
- 根元から毛先までブリーチする
- 一度シャンプーをして流す
- 根元中心に暗めのカラーを塗布する
- 中間から毛先に、中明度のカラーを塗布する
根元から毛先まで均一に明るくなったブリーチ状態から、オンカラーをしてスタイルを作っていきます。
シャドールーツ特有の陰影感は「カラー剤のトーン」で調整可能です。
根元を暗くする範囲・色味・明るさなど、さまざまな要素で仕上がりが変わる点も、シャドールーツの楽しみといえるでしょう。
人気のシャドールーツカラーのスタイル17選
シャドールーツは、デザイン性が高くおしゃれな雰囲気に仕上がる点が人気!
ヘアスタイルや色味別に、おすすめなシャドールーツスタイルを紹介します。
シャドールーツ×ショート
シャドールーツ×レディースショート
ショートの動きがあるシルエットに、シルバーのシャドールーツを取り入れたスタイル。
ショートの軽やかでエアリーな雰囲気を、より強調したおしゃれな髪型です。
シャドールーツ×ショートレイヤー
軽さのあるショートレイヤーと、ホワイト系のシャドールーツを組み合わせたスタイル。
頭頂部からチラ見えするダークカラーが、メリハリ感ある引き締め効果を高めます。
シャドールーツ×ボブ
シャドールーツ×ボブ
まとまりあるボブスタイルに、立体感のあるシャドールーツを組み合わせたデザイン。
毛流れが綺麗に表現された、美しいシルエットが特徴です。
シャドールーツ×ピンクパープルボブ
丸みのあるボブシルエットと、シャドールーツを組み合わせたスタイル。
深みのある上品ピンクが、華やかさをより強調します。
シャドールーツ×ミディアム
シャドールーツ×カールミディアム
カール感のあるミディアムヘアに、グレージュ系のシャドールーツを施したスタイル。
暗い範囲が広めなため、ブリーチ特有の透明感を表現しつつも落ち着いた雰囲気に仕上がります。
シャドールーツ×ミディアムレイヤー
レイヤーの軽さがあるミディアムヘアに、ホワイト系シルバーのシャドールーツを施したスタイル。
レイヤーのエアリー感をより上品に表現した雰囲気が、人気のポイントです。
シャドールーツ×ロング
シャドールーツ×セミロング
セミロングに、ナチュラルなベージュ系シャドールーツを施したスタイル。
ストレートでも十分存在感あるデザイン性が、上品な美しさを表現します。
シャドールーツ×ロング
ロングスタイルに、ブロンド系のシャドールーツを取り入れたスタイル。
派手に見えがちなハイトーンロングですが、シャドールーツの落ち着きある雰囲気で上品な仕上がりです。
シャドールーツ×ピンク
シャドールーツ×ピンクブロンド
ベースカラーはピンクベージュにまとめ、根元はくすみ感あるピンクグレーで引き締めたスタイル。
彩度の違うピンクカラーで、華やかながらも落ち着きのある仕上がりに。
シャドールーツ×エモピンク
ベリー系の深みのあるピンクに、暗めのブラウンカラーで引き締めたシャドールーツデザイン。
明るすぎない落ち着きのあるピンクカラーが、上品さを表現します。
シャドールーツ×シルバー
シャドールーツ×ホワイトシルバー
軽やかな雰囲気が、まわりからの視線を集めるハイトーンシルバースタイル。
重くなりがちなロングスタイルも、風になびくような軽い見た目に仕上がります。
シャドールーツ×グレー
シャドールーツ×ホワイトグレー
ホワイト系のグレーカラーでまとめた、シャドールーツカラー。
根元は深みのあるラベンダー系グレーなので、上品さも表現可能に。
シャドールーツ×ブルーグレー
深みのあるブルーグレーを表現した、シャドールーツスタイル。
暗めトーンでまとめることで、クールでかっこいい雰囲気に仕上がります。
シャドールーツ×暗め
シャドールーツ×くすみブラウン
全体的にトーンを落とした、暗めのシャドールーツデザイン。
ブリーチ特有の透明感を表現しつつも、派手すぎないナチュラルな雰囲気に仕上がります。
シャドールーツ×ナチュラルベージュ
ミドルトーンくらいのベースカラーに、暗めのシャドールーツを施したスタイル。
立体感を表現しつつも、落ち着きのある大人びた雰囲気に仕上がります。
シャドールーツ×明るめ
シャドールーツ×ハイトーンホワイト
ホワイト系のシルバーベースに、シャドールーツを施したスタイル。
派手さや白髪との馴染みを求める人におすすめです。
シャドールーツ×ハイトーンブロンド
ブロンド系のハイトーンカラーに、シャドールーツを施したスタイル。
パンチの効いた強い雰囲気に仕上げたい人におすすめです。
シャドールーツにデメリットはある?
シャドールーツのデメリットは主に3つあります。
シャドールーツのデメリット
- 通常カラーより、値段が1.5〜2倍高い
- 通常カラーより、時間が1.5〜2倍かかる
- 美容師の技術力で仕上がりが変わる
シャドールーツは、ブリーチ+オンカラーの2工程が必要です。
工程が多いため薬剤量・時間が通常カラーより必要になり、値段も高くなる傾向に。
サロンによって異なりますが、シングルカラーより1.5〜2倍ほどかかるケースが多いです。
またシャドールーツは特殊カラーであるため、美容師側の技術力や経験値で仕上がりが大きく変わります。
経験値が低い美容師さんの場合、ダメージ面・仕上がりのクオリティが下がる可能性も。
リスクを避けるためには、シャドールーツを得意としている美容師さんにお願いするようにしましょう。
シャドールーツの色落ちはどうなる?
ブリーチをした髪は、色落ちするとベージュ・ブロンド系に仕上がります。
シャドールーツの色落ち後も、ナチュラルな明るめのベージュっぽくなるでしょう。
オンカラー時に根元・中間から毛先で色味は変えていても、ある程度統一感のある色味に落ち着くため、色落ち後のカラーも比較的綺麗です。
シャドールーツは伸びたらどうする?
シャドールーツが伸びたら、根元部分を新たにブリーチでリタッチしたあとオンカラーします。
継続してシャドールーツを楽しむ場合、毎回の工程に大きな差はありません。
一方でシャドールーツをやめたい場合は、2つの選択肢に分かれます。
ブリーチ部分を活かしつつブリーチを自然にやめたい場合
根元の黒髪とナチュラルに繋がるよう、根元から毛先にかけてグラデーションカラーにしていきます。
根元を暗く染めているため、伸びたときの色の差はほとんど気になりません。
毛先の透明感は活かせるため、グラデーション・裾カラーのようなデザイン性を楽しめます。
ブリーチ部分を隠したい場合
ブリーチ部分の彩度を下げるため、毛先には暗い色味を多めに配合して染めていきます。
ブラウンやブラックなど色持ちがいいとされている色味を活用すれば、ブリーチなしと同じような雰囲気に仕上がるでしょう。
ブルーブラックなどの暗髪にする場合、ブラウン系より色持ちはやや劣りますが、おしゃれ感ある落ち着いた雰囲気に仕上がります。
シャドールーツは白髪ぼかしにも有効!
シャドールーツは、白髪に悩む女性にもおすすめです。
そもそも白髪が目立つ原因は、まわりの髪と白髪の明るさの差が大きいから。
まわりの髪が白髪と同じように明るく透明感があれば、目立ちにくいとされています。
シャドールーツは、ブリーチを用いてまわりの髪を明るくする技術であるため、白髪との馴染みがよくなり目立たなくなるでしょう。
「ちらほら白髪が目立つ」「白髪が多い」という方に有効です。
全体ブリーチに抵抗がある人は、ハイライトやアンブレラカラーもおすすめです。
シャドールーツの値段は?
シャドールーツにかかる値段は、平均15,000〜25,000円ほどです。
ただし必要なブリーチ回数や髪の長さ・美容院によって、値段は異なります。
髪の施術履歴によっても変わるため、正確な値段は美容師さんに聞いてみるのがいいでしょう。
シャドールーツを予約するならミニモがおすすめ
サロンスタッフ直接予約サービス「minimo(ミニモ)」は、従来の予約サイトと異なります。
サロンごとではなくサロンスタッフごとの掲載なので、担当者の得意な施術やイメージを見てから予約できますよ。
シャドールーツでおしゃれヘアを楽しもう!
シャドールーツは、海外発祥の立体的なデザインカラー方法です。
上品なシルエットや動きのある軽やかな雰囲気が、若者を中心に人気を集めています。
ハイトーンカラーに挑戦してみたい・動きのあるデザイン性が高いカラーを楽しみたい人は、ぜひ試してみてくださいね。