ブレイズヘアは、編み込みで作る個性的なヘアスタイルです。
ヒップホップやストリート系のファッションが好きな人から人気があります。
今回は、ブレイズヘアの特徴やケア方法、人気アレンジなどを詳しくご紹介します。
ブレイズヘアが気になっている人は、参考にしてみてくださいね。
ブレイズヘアとはどんなヘアスタイル？
ブレイズヘアとは、細かく分けた毛束をそれぞれ三つ編みにして作るヘアスタイルのことです。
地毛を編み込んでいくスタイルのほかに、カラーエクステを織り交ぜてカラフルに仕上げるブレイズヘアも人気があります。
ブレイズヘアは、もともとくせ毛が多いアフリカ系の人たちの間で、髪をまとめたり清潔感を出したりするための髪型として生まれました。
現在では、ヒップホップ系やストリート系のファッションを好むアーティストやセレブも取り入れており、おしゃれなヘアアレンジの1つとして注目されています。
コーンロウやドレッドヘアとの違い
ブレイズヘアと似ているヘアスタイルに、コーンロウやドレッドヘアがあります。
それぞれの違いを解説します。
ブレイズヘアとコーンロウの違い
毛束を編み込むブレイズヘアに対して、コーンロウは頭皮から編み込むスタイルです。
昨今のコーンロウは、頭皮にハートや曲線などの柄を描くスタイルも多く、デザイン性の高い髪型として人気です。
頭皮部分はコーンロウ、毛先をブレイズヘアにしたような、それぞれのスタイルをかけ合わせたスタイルも注目されていますよ。
ブレイズヘアとドレッドヘアの違い
ドレッドヘアは、細かいパーマやカールをかけた毛束を絡ませて作るスタイルです。
編み目を作らずに束状にするので、ブレイズヘアとは仕上がりが異なります。
ドレッドヘアは毛束の太さや絡ませ方を変えることで、さまざまなスタイルが楽しめますよ。
【セルフ】ブレイズヘアのやり方
ブレイズヘアの基本的なやり方を解説します。
ブレイズヘアのやり方
- ブレイズヘアにするエリアを決めます。
全頭ブレイズヘアの他に、頭の一部分のみをブレイズヘアにするスタイルもあるので、どこをブレイズヘアにするのか決めましょう。 - 編み込む毛束を細かく取り分けます。
編み込む毛束の太さを決めて取り分けましょう。 - 毛束をタイトに三つ編みします。
髪を強く引っ張りすぎると、髪が傷むので力加減に注意しましょう。 - 他の毛束も三つ編みにします。
最初に決めたエリアの毛束を編み込めたらブレイズヘアの完成です。
ブレイズヘアのシャンプー方法
ブレイズヘアは、頭皮をゴシゴシするような一般的な方法でシャンプーすると、三つ編みが崩れやすくなります。
したがって、シャンプーの頻度を落としたり、優しく丁寧に洗ったりしなければなりません。
しかし、うまく洗えていなければ頭皮が臭う原因にもなります。
ここでは、手入れが難しいブレイズヘアのシャンプー方法を解説します。
適切にシャンプーすることで、ブレイズヘアでも清潔を保ちながら臭いを抑え、長持ちさせられますよ。
ブレイズヘアをシャンプーするときのポイントは、以下の3つです。
ブレイズヘアをシャンプーするときのポイント
- 通常のシャンプーは2日〜1週間程度おきに行う
- 濡れたときはしっかりと乾かす
- ドライシャンプーを活用する
それぞれのポイントについて解説します。
通常のシャンプーは2日〜1週間程度おきに行う
ブレイズヘアにしたら、2日〜1週間おきに通常のシャンプーをするようにしましょう。
ゴシゴシと洗うとスタイルが崩れてしまうので、シャンプーを泡立ててから揉み込むように洗うのがおすすめです。
編み込みの間や頭皮にシャンプーが残っていると、臭いや肌荒れの原因になるので、しっかり時間をかけて洗い流しましょう。
また、トリートメントやコンディショナーを使うと、髪が滑りやすくなったりスタイルが崩れたりします。
そのため、トリートメントやコンディショナーの使用は控えましょう。
濡れたときはしっかりと乾かす
通常のシャンプーのあとはもちろんのこと、雨や汗で髪が濡れたときもしっかりと乾かしましょう。
編み込みの間はなかなか乾きにくいですが、放置すると雑菌の繁殖や臭い、肌トラブルの原因になります。
ドライヤーをかける前に、タオルドライしてしっかり水分を取っておきましょう。
タオルドライによって乾かしやすくなるほか、髪の傷みも抑えられます。
ドライシャンプーを活用する
通常のシャンプーをしない日は、洗い流さなくて済むドライシャンプーを使うのがおすすめです。
ドライシャンプーであれば、毎日使用しても構いません。
ただし、ドライシャンプーだけで頭皮や編み込みの間の汚れを落とすのは難しいので、定期的に通常のシャンプーを行いましょう。
【スタイル別】ブレイズヘアの人気アレンジ12選
ここからは、ブレイズヘアの人気アレンジ12選を以下の4つのスタイルに分けて紹介します。
ブレイズヘアのスタイル
- 基本的なブレイズヘア
- カラーエクステを使ったスタイル
- コーンロウと組み合わせたスタイル
- その他のアレンジ
基本的なブレイズヘア
毛束を細かく分けた細めブレイズ
髪全体を細かくエリア分けしてから作る、細めのブレイズヘアです。
この写真のように、頭皮が格子状に見えるようにブロッキングするスタイルが多く見られます。
タイトに編み込むとかっこよく決まるでしょう。
ブレイズヘアはヘアカラーとの相性もぴったりです。
エクステも使った太めブレイズ
エクステを使って、長さと毛量を調整しながら作った太めブレイズです。
ブレイズヘアはきつめに編み込むので、通常のときよりも髪が短く見えます。
しっかり長さのあるブレイズヘアにしたいときは、エクステを活用するのもアリ◎
黒髪でも注目度アップ間違いなしのヘアスタイルです。
ロープのような質感のブレイズヘア
ロープのような質感に編み込まれたスタイルです。
タイトかつ太さを揃えたブレイズが、洗練された雰囲気を演出します。
ヘアアクセサリーも活用すると、さらにファッションにまとまりが生まれます。
カジュアルなスタイルに合う髪型です。
カラーエクステを使ったスタイル
シルバーエクステでコントラストをつけて
シルバーエクステを織り交ぜたブレイズヘアです。
地毛の黒髪とのメリハリが効いて人目を惹くスタイルに仕上がります。
エクステがハイトーンカラーであるほど、地毛とのコントラストに差が生まれます。
派手でありながらクールな印象にも仕上がるスタイルです。
個性をアピールできるレインボーブレイズ
複数のカラーエクステを使った、個性派のブレイズヘアです。
ビビッドなカラーを使うことで、より目立つスタイルになります。
インパクトを残したい人には、複数のカラーエクステを使ったブレイズヘアがおすすめです。
2〜3色を使えば、印象に残りやすい特徴的なスタイルになりますよ。
左右でカラーを分けたツートンスタイル
頭の左右でカラーエクステを使い分けた、ツートンスタイルのブレイズヘアです。
右半分は2色のグリーンを織り交ぜることで、アクセントを与えメリハリがついています。
エクステを使うとボリュームがアップして、華やかな仕上がりになります。
コーンロウと組み合わせたスタイル
コーンロウと組み合わせてデザイン性アップ
頭皮から編み込むコーンロウは、デザイン性の高いヘアスタイルです。
カラーエクステも織り交ぜながら、異なる太さのコーンロウを作ると、個性的なスタイルになりますよ。
コーンロウとブレイズヘアで、2つのおしゃれが楽しめます。
規則的なコーンロウで洗練されたスタイルに
頭皮部分は、コーンロウで前から後ろにかけてまっすぐ編み込んでいます。
襟足から先はブレイズにすることで、全体的に洗練された統一感のあるスタイルになりますよ。
ブレイズヘアはくせ毛をおしゃれにまとめられるので、髪をすっきりさせたい人にもおすすめです。
アシンメトリーなスタイルでエレガントに
毛流れを意識したアシンメトリーなコーンロウが特徴的なスタイルです。
顔の片側に垂らした前髪のブレイズが、前髪をかき上げたときのようなエレガントな雰囲気を演出。
個性的なヘアスタイルですが、シックなファッションともマッチしやすいでしょう。
その他のアレンジ
お団子から垂らしたブレイズが可愛いスタイル
ガーリーなスタイルにブレイズヘアを取り入れたキュートな髪型です。
タイトにまとめたツインお団子から、細めのブレイズを垂らした可愛らしいアレンジになっています。
ブレイズヘアは、ワンポイントとして取り入れるのもおすすめです◎
ツインテール風のブレイズヘア
高い位置から太めの毛束を編み込んだ、ツインテール風のブレイズヘアです。
キュート寄りのヘアスタイルなので、ピンク系のヘアカラーとの相性ぴったり。
ブロッキングもきっちりとした四角形にしないことで、こなれ感が生まれています。
前髪はすべて編み込むのではなく、少しだけ残すのがポイントです◎
コーンロウを取り入れたツインテール
カラーエクステを織り込んだコーンロウの先を、ツインテールのようにまとめて編み込んだスタイルです。
前髪は編み込まないことで、奇抜になりすぎずキュートな印象を与えます。
ブレイズ部分の毛先半分をカラーエクステのみにすることで、グラデーション風に仕上がるでしょう。
ブレイズヘアに関するQ&A
ブレイズヘアに関するQ&Aをまとめました。
ブレイズヘアが気になっている人は、疑問を解決してからチャレンジしましょう。
ブレイズヘアにするにはどれくらいの長さが必要？
地毛を編み込む場合は、15cm程度の長さが必要です。
ただし、エクステを使う場合には10cm程度の長さからブレイズヘアに挑戦できますよ。
髪が短めの人は、ミディアムヘアやロングヘアよりも編み込みにくいことがあります。
髪が編み込みづらい場合は、事前にパーマをかけて編み込みやすくするのもおすすめです。
ブレイズヘアはどれくらいもつ？
ブレイズヘアは、2〜3ヶ月ほどもちます。
髪が伸びてきて編み込まれていない根元が目立つようになったら、一度三つ編みを解いて編み込み直しましょう。
特に、短めの髪からブレイズヘアにした人は髪の伸びが目立ちやすいので、早めに編み直す必要があります。
エクステを使っている場合は、はさみを使ってエクステを切り離す必要もあるので、難しい場合は美容師さんに解いてもらうといいですよ。
ブレイズヘアの施術費用と時間はどれくらいかかる？
ブレイズヘアの施術費用と時間は、編み込む範囲や本数、髪の長さによって変わります。
全頭ブレイズの価格相場は30,000〜50,000円程度で、時間は3〜10時間ほどかかるでしょう。
前髪やサイドといった、ポイントでブレイズヘアにする場合の相場は、1本あたり500〜1,000円ほどです。
美容院によっても変わるので、事前に費用や時間を確認をしつつ、スケジュールに余裕をもたせて施術してもらうようにしましょう。
ブレイズヘアはセルフでできる？
前髪やサイドなど、鏡で見れる範囲のみであれば自分でブレイズヘアにできます。
ただし、全頭ブレイズやエクステを使ったブレイズヘアは自分で作るのは難しいです。
三つ編み1本あたりの太さや毛量の調整も必要なので、頭全体でしっかりとしたブレイズヘアにする場合は、美容師さんにお願いしましょう。
ブレイズヘアで個性を光らせよう
ブレイズヘアは、個性が光るユニークなヘアスタイルです。
ブレイズの太さやコーンロウとの組み合わせなど、アレンジの幅も豊富なので、お好みのスタイルを見つけてみてください。
自分だけのブレイズヘアで注目度を上げましょう◎
※写真はあくまでイメージです。実際のモデルの年齢・性別・美容診断結果等と異なる場合がございます。
